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巷ではこの食べ物はがんに効くとか、風邪にはこれが良いという話が溢れています。
でもちょっと待ってください。食べ物は、分子とか原子という、とても小さいレベルでみると、みな似た構成成分になってしまいます。
例えば、必要だけれどとり過ぎるとよくないといわれている糖分は、炭素と水素と酸素からできています。そして水は、水素と酸素からできています。炭素があるかないかで、全く違うものになってしまうわけです。
また、同じ糖分でも、炭素や水素や酸素の数によって、全く性格の違う糖になってしまいます。
食べ物によってその組成すなわち構成成分と割合いが違いますよね。この割合いが違うというだけで、巷では『何々に効く食べ物』を称しているわけです。
理屈っぽくなりましたが、言いたいことは、まったく構成成分がほかと異なる、魔法のような効果をもたらす成分でできている食べ物というのはない、ということです。
基本は、ビタミン、ミネラル、それとタンパク質、脂肪、炭水化物をバランスよくとることにつきてしまうのですが、上記のことを認識していただいたうえで、比較的に免疫力を高める、すなわち白血球の働きを高める食べ物を挙げるとすると、にんにく、ブロッコリー、たまねぎ、ニンジン、キャベツ、それに柑橘類やキウイなどが挙げられます。
身近な食品を見直すことが大切なんですね。
2002年10月28日
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