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  <第103回> 健康食品と万能薬
  現代のアダプトゲン、にんにく


 「アダプトゲン」とは、今から50年以上前にロシアのラバレフ博士によって考案された単語で、それの指し示すものは日本語では“万能薬”です。
 アダプトゲンの定義は、

  • からだに最小限の変化を起こすものでなければならない
  • 広い範囲でからだに変化を起こすものでなければならない
  • からだ全体を正常な状態にし、悪化させることがない

…この3つが条件とされています。

 このラバレフ博士の「アダプトゲン」の定義は、まさに健康食品の定義といっても過言ではないでしょう。健康食品の効果・効能を期待するあまり、本来の食品の機能を忘れないようにしてください。
 昔から使われてきた「高麗ニンジン」は、アダプトゲンの最たるものでしょう。なんにでも効くという家庭の常備薬のようなものです。

 これを現代の疾病構造に置きかえたとき、高麗ニンジンに代わるアダプトゲンは「にんにく」でしょう。
 このにんにく、花粉症の方にもおすすめです。にんにくには、免疫力をあげる作用があります。また、がんの予防をする成分としてアメリカのデザイナーズフードにも取り上げられています。

 にんにくは、優秀なサプリメントでもあるのです。積極的に料理に利用することを考えてみてはいかがでしょうか。


2002年9月30日


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