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  <第71回> 栄養療法 その8
  実践的な栄養療法のススメ


 前回は、「胃の働きが悪くて便秘に悩んでいる人がいる」というお話をしました。今回はその原因をご説明したいと思います。
 消化は、おもに胃でおこなわれると思っている方が多いことでしょう。しかし、かなりの部分を小腸でおこなっているのです。
 たとえば、デンプン。デンプンを麦芽糖やデキストリンに分解するアミラーゼという消化酵素は、だ液のなかに含まれていますが、小さなブドウ糖にまで分解されるのは小腸においてです。
 脂肪も、小腸で脂肪酸とグリセリンに分解されます。たんぱく質は胃でまず分解され、小腸でアミノ酸になります。
 いかがですか。ほとんどの消化活動は小腸でおこなわれるということがお分かり頂けましたか。
 消化は、胃液だけでなく膵臓から出る膵液や胆汁その他の消化酵素が大きく関わっていることを忘れないで下さい。それらの消化酵素すべてが、正しく働いていることが大切なんですね。
 食物繊維だけで便秘が解消すると思って頑張っている多くの方、難しいかもしれませんが実践栄養療法にしばらく付き合ってみませんか。


2002年1月28日


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