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  <第58回> 低体温症と病気との関係


[質問]

◎私のお姑さんの体温が異常に低いのです

 朝は35℃台まで体温が下がっています。
 そのせいかどうかはわかりませんが、異常なくらい暑がりなのです。とくに湿度に弱く、梅雨時などは、寒がりの私がちょうどよいと思う気温でも汗をかいています。

 何とか体温を上げようと、しょうが・唐辛子・ねぎ・にんにくなどを1年を通して食べていますが、2〜3年続けている現在でも、改善の様子は見られず、今年の夏の暑さにも耐えきれず何度か倒れました。

 汗をかくということは、代謝は悪くないのではと思いますが、本人は「汗をかくのは顔と頭皮ばかり」といいます。

 来年の夏までに体質改善をしてあげたくて、涼しくなったこの時期から何かできればいいなと考えています。

 平熱を上げるのによいサプリメント、体の代謝をよくするための食事など、よい方法があったら教えていただけませんか?

すずのり 様より

[回答]

◎低体温症は病気と関係している場合もあります

 低体温症については、重篤な病気と関係する場合がありますので、今回は、病気との関係についてお話します。

 通常、体温は37度前後です。35度より低くなると筋肉が思うように動かなくなります。さらに体温が低くなると、脳の活動に支障をきたします。
 口内温が35度以下の状態を、低体温症といいます。
 低体温症は下垂体不全症、甲状腺機能低下症、低血糖症、慢性の低体温症、Addison病などに起因することが知られています。また、心筋梗塞、脳血管障害、肝硬変末期、膵炎などでも低体温が観察されます。

 血圧にしても体温にしても、低いことに対しては、医学はあまり有効な対処法を持っていません。これは、症例が少ないことにも起因しているでしょう。
 低体温の方は、まず病気が原因で体温が低いのか、生来のものかを見極めることから解決法を見い出しましょう。
 医師の所見が得られない低体温であれば、時間をかけて体質改善を試みることになりますね。

 体質改善の方法については、次週以降別の機会にお知らせしましょう。


2001年10月22日


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