一覧へ戻る 戻る
頭で か・ら・だ Care ロゴ
  <第38回> ビタミンCは加熱でどれだけ壊れる?


[質問]

◎ビタミンはどこへ?

 ビタミンCなどは熱を加えると壊れるといいますが、野菜を調理した場合、スープにビタミンが残ってるという話も聞きます。
 調理によってビタミンはどれくらい壊れるのでしょう?
 熱で壊れるといわれるビタミンが、本当に煮えたぎったスープの中で残っているものなのでしょうか?

やま 様より

[回答]

◎ビタミンCは加熱でどれだけ壊れるのか

 ビタミンCが熱に弱いのは確かです。
 ビタミンCは水溶性ですから、水につけておいただけでも溶け出してしまいます。
 野菜は鮮度によってもビタミンの含有量が大きく異なります。
 たとえば、スーパーで買ったほうれん草100グラム中に27ミリグラムのビタミンCが入っていたとします。7日目にはその46パーセントがなくなり、2週間目には65パーセントが減少します。
 つまり、買って1週間目のほうれん草を水に30分つけておいたら、すでに半分近く失っているビタミンCをさらに水の中に逃がしてしまう事になるわけです。
 高温でいためる調理法がよいとされる理由は、熱で失うビタミンCを差し引いても、野菜の量をたくさん食べられることで、結果的にビタミンを摂取できるからでしょう。

 炒めると油をとってしまうので、困ったなあと思っていませんか。
 こう考えると、生きるのがつらくなってしまいます。
 健康のコツは、あまりこだわらないことのようです。でも、気になりますよね。


2001年5月28日


記事の無断転用を禁じます
一覧へ戻る 戻る