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環境ホルモンの危険性が叫ばれていますが、あなたの口の中は大丈夫でしょうか?
意外と知られていない事ですが、歯科治療に使用される材料には、環境ホルモンと指定されている物質や、アレルギーを誘発する金属が使われていたりします。
代表的なものとして樹脂充填材(いわゆる詰め物)として使用される「コンポジットレジン」の中から溶け出すといわれる「ビスフェノールA」。この物質は、マウスを使った実験で、白血病や精子の運動低下などの影響が出る、乳癌細胞を増殖させるといった報告がされています。かつて、学校給食の食器が危険と騒がれた原因となったものです。食器として使うのはダメなのに、口の中に入れるのはOKなんて、おかしな話ですよね。
また、歯科治療の後にアレルギー症状が出たら、金属アレルギーを疑ってみて下さい。ニッケル、コバルト、パラジウム、水銀、金など様々な金属が治療に使われています。不安がある方は、東京医科歯科大学歯学部付属病院の「歯科金属アレルギー外来」を受診してみると良いでしょう。1990年に開設されて以来、患者数は増加の一途だそうです。
口の中の環境が心配だつたら、まずは虫歯や歯周病を予防すること。毎日のケアと栄養が基本です。痛くなってからでは、本当に遅いのですから…。
2000年12月13日
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