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2004/03/01
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インフルエンザ脳症に注意しよう
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インフルエンザシーズンたけなわだが、インフルエンザにかかったことによって合併症であるインフルエンザ脳症を発病した患者がこの冬51人に達し、そのうちの6人が死亡したことが、2月18日、厚生労働省研究班のまとめでわかった。
インフルエンザ脳症とは、インフルエンザウイルスに感染することによって、意識障害などの神経症状を起こす病気。主に6歳以下の乳幼児に発病するが、インフルエンザにかかって高熱が出てから1〜2日のうちに全身のけいれん、意識障害が出るなど進行が早いのが特徴だ。年間50〜100万人といわれる子どものインフルエンザ患者のうち、インフルエンザ脳症を発病する子どもは100〜300人。インフルエンザ脳症の死亡率は約30%、命はとりとめても患者の約25%に脳性まひなどの後遺症が残る。
インフルエンザ脳症の決め手となる治療法はまだはっきりわかっていないが、インフルエンザの治療に使われる抗ウイルス薬で、ウイルスの増殖を抑えることが有効ではないか、とする説がある。また、1994年以前、インフルエンザの集団予防接種を実施していたときには、インフルエンザ脳症の発生率が低かったことから、同研究班では、治療法のガイドライン作りや、インフルエンザワクチンがインフルエンザ脳症を予防する効果の確認作業などが進められている。
当面、親としてできる対策は、高熱が出たとき、特に幻覚が見える、何かにおびえる、意味不明のことを話すなどインフルエンザ脳症の前駆症状とみられる症状が現われたときは、すぐ小児科に連れていくことだろう。また、インフルエンザの流行が始まる前に、インフルエンザの予防接種を受けさせておくと、より安心といえるだろう。
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