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2003/03/10
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妊婦さんはコーヒーの飲み過ぎに注意 1日8杯以上で死産率が2倍に
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妊婦のコーヒー摂取量によって死産率と新生児死亡率がどう変化するかを確認する大規模な調査がデンマークで行われ、その結果が英医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」2月22日号に報告されました。
コーヒーの主成分であるカフェインは、お茶やココア、コーラにも含まれています。これまでに行われた研究の結果、妊娠中に母親がカフェインを摂取しすぎると胎児に影響を与え、流産や低体重児のリスクが大きくなる事が確認されています。また、サルを使った動物実験で、カフェインを高濃度で摂取した場合には死産率が高くなることが示されました。では、私たちの実際の生活の中で、どれくらいのコーヒー摂取がそうしたリスクとの関わりが見られるのでしょうか。
デンマークのオルフス大学病院産婦人科のクリステン・ウィズボルグ博士らによって行われた研究では、1989年から約7年の間に同施設での出産を予約した妊婦約1万8500人について飲酒/喫煙歴、妊娠中のコーヒーや紅茶などの摂取量に関するアンケート調査が行われました。
研究チームは、1日のコーヒー摂取量が3杯増すごとに妊婦を4つのグループに分けました。グループの内訳は「まったく飲まない」が43%、「1〜3杯」が34%、「4〜7杯」が18%、「8杯以上」が5%でした。また、コーヒーの摂取量が増えるにつれ、喫煙や飲酒習慣の割合も高くなるという傾向がみられました。その後登録されたデータをもとに、グループごとの妊娠28週以降の死産率と、生後1年間の新生児死亡率の比較解析が行われました。
その結果、死産率はコーヒーを「まったく飲まない」グループに比べ「1〜3杯」グループで0.7倍、「4〜7杯」グループで1.8倍、「8杯以上」でグループ3.0倍になりました。喫煙と飲酒の影響を取り除いた場合にも、コーヒーを1日4〜7杯飲むグループでは、まったく飲まないグループに比べ1.4倍、8杯以上飲むグループでは2.2倍のリスクがある事がわかりました。一方、新生児死亡率に関しては、喫煙と飲酒の影響を取り除いた場合、コーヒー摂取量による差はみられませんでした。
死産率が「1〜3杯」グループで少し下がり、それ以上のグループで上昇していることから、死産リスクが上がりはじめるコーヒーの量は、1日4杯から7杯の間にあるのではないかと研究チームは考察しています。コーヒーの摂取量が1日3杯を超える妊婦さんは、4杯目からはカフェインを含まない別の飲料にした方が良さそうです。
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