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無症候性の頸動脈狭窄症には手術は不要
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無症候性頸動脈狭窄症(ACS)患者の脳卒中リスクは極めて低くなっており、患者の95%は手術やステント留置術を行うよりも、内科的治療を受けたほうがよいことがカナダの研究で明らかになった。
ACSは、頸動脈が狭窄しているが脳卒中や一過性脳虚血発作(TIA)は来していない病態。研究を率いたウェスタンオンタリオ大学(オンタリオ州)David Spence博士によると、血管再生術を受ける方がよい5%未満の患者は、超音波を用いて側頭部動脈の微小塞栓を検出する頸動脈ドップラー塞栓検出法(TDED)と呼ばれる方法で特定することが可能だという。
今回の研究は、ACS患者471人を対象に実施したもの。このうち199人は2003年以前、272人は2003年1月以降に診察されたものであった。脳スキャンの結果、2003年以前の患者で微小塞栓の存在が認められたのは12.6%であったが、2003年以降の患者では3.7%であったという。微小塞栓が減少したのは、血漿中脂質の管理が向上し、頸動脈プラークの進行が遅くなったためだと著者らは述べている。
微小塞栓のない96%の患者が1年以内に脳卒中を発症するリスクはわずか1%だが、微小塞栓のある患者では14%だという。「微小塞栓のない患者は薬物療法や生活習慣の改善などの内科的治療を行う方がよい。頸動脈内膜切除術やステント留置術による利益があるのは、微小塞栓のみられる患者に限られる」とSpence氏は述べている。研究結果は、ウィーンで開かれた国際脳卒中学会(WSC)で報告された。
(HealthDay News 9月25日)
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