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健康ニュース
 
デイリーニュース

2008/10/06
若年女性の早期乳癌(がん)の再発リスクは高くない
   非浸潤性乳管癌(DCIS)と呼ばれる早期乳癌(がん)を診断された若年女性の再発リスクは、高齢の女性に比べて高くはないことが新しい研究で明らかにされた。米フォックス・チェイスFox Chase癌センター(フィラデルフィア)放射線腫瘍部門のAruna Turaka博士によると、これまで40歳以下の女性はDCISと診断された場合の再発リスクが高いとされてきたが、今回の結果はこの仮定に反するものであった。研究は、ボストンで開催された米国放射線腫瘍学会(ASTRO)年次集会で発表された。

 米国立癌研究所(NCI)によると、DCISは乳管内に異常細胞が認められるが、ほかの乳房組織までは浸潤していない状態の癌を意味する。米国癌協会(ACS)によれば、年間約6万2,000人が非浸潤性乳管癌と診断されているという。

 今回の研究では、Turaka氏らは所属センターの1978〜2007年のデータベースを用いた。DCIS患者はいずれも乳房温存手術および放射線療法を受けていた。研究グループは、DCIS患者440人(このうち24人が40歳以下、残りは41歳以上)を対象に、治療後10〜15年の追跡記録を検討。その結果、全体では10年後の再発率は7%、15年後は8%で、年齢別にみると、15年で40歳以下の女性には10%、41〜54歳では7%、55〜69歳では11%、70歳以上では4%の再発がみられた。

 「この結果からは、若年者の方が高齢者よりも再発率が高い傾向があるようにみえるが、統計学的に有意なものではない」とTuraka氏はいう。過去の研究では若年のDCIS患者の再発率が高いことが示されているが、DCISの定義が一定でないなど、いずれも研究方法に問題があったと同氏は指摘している。

 米ダナ・ファーバーDana-Farber癌研究所/ブリガム・アンド・ウィメンズ病院(ボストン)のAnn Partridge博士は、この新しい研究を称賛している。Partridge氏は過去に、DCISの診断を受けた女性が、再発リスクが低いにもかかわらず予後に対して強い不安を抱いていること示す研究を発表している。今回の研究は、単一施設のみでの研究であるなど不十分な点はあるものの、医師らは癌の特徴に基づいて患者に適した治療を選択しており、「なすべきことは行っている」と同氏は述べている。

(HealthDay News 9月24日)

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http://www.healthday.com/Article.asp?AID=619586

 
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