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肥満の人は脂肪細胞が異常
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肥満の人の脂肪細胞は、やせている人に比べて「異常」であることが新しい研究で示され、医学誌「Diabetes(糖尿病)」9月号に掲載された(オンライン版では6月20日に掲載)。
今回の研究では、米テンプル大学(フィラデルフィア)医学部のGuenther Boden氏らのグループが、やせている人と肥満の人それぞれ6人の大腿上部から採取した脂肪を分析。その結果、肥満の人の脂肪細胞がやせている人とは大きく異なることが判明した。「肥満の人の脂肪細胞は、いくつかの部位が欠失している」とBoden氏は述べている。
Boden氏によると、肥満の人の脂肪細胞には小胞体(ER)ストレスが認められたという。小胞体は蛋白(たんぱく)の合成を助け、蛋白の折り畳みを監視する器官で、小胞体にストレスが生じると、最終的にインスリン抵抗性をもたらすような蛋白が数種類合成されるとBoden氏は説明する。インスリン抵抗性は肥満によるさまざまな症状の発症に大きく関与している。
このような脂肪細胞の違いから、糖尿病、心疾患および脳卒中のリスクの高さと肥満との関係を説明できる可能性があると、Boden氏は述べている。
(HealthDay News 8月27日)
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