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科学の力で髪形の悩みを解消
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髪の状態が思うようにならずに悩まされた経験は誰にもあるはず。その原因と対処法を突き止めるべく、ドイツの研究グループが最新の顕微鏡技術を用いて毛髪繊維が互いにどのように影響し合うのかを極めて詳細に観察し、米フィラデルフィアで開催された米国化学学会(ACS)で発表した。
研究を行ったバイロイトBayreuth大学博士課程Eva Max氏によると、髪の状態がよいと感じられる理由がまだわかっていないことが、ヘアケア製品の科学的な研究を難しくしているのだという。今回の研究では、原子間力顕微鏡(atomic-force microscope)を用いて白人女性の毛髪を調べた結果、髪がダメージを受けると髪の繊維にうろこ状の突起が形成され、これによって他の繊維との摩擦が生じて髪の手触りやくしの通りが悪くなることが判明。また、髪に電荷が蓄積されても摩擦が生じることが明らかにされた。
次のステップは、シャンプーやコンディショナーなどのヘアケア製品によって髪に生じる変化を解明することだという。ヘアケア製品を使用すると髪にはいくつもの変化が同時に起こるが、どの変化がヘアケアに不可欠なのかを突き止めるのにこの研究が大いに役立つはずだとMax氏は述べている。例えば、髪1本1本の最適な摩擦が明らかになれば、それに合わせてヘアケア製品の分子組成も最適化できる。
P&G社で髪の研究に携わるSteven Shiel氏は、この研究は優れたヘアケア製品の開発に役立つものだと述べている。ヘアスタイリング製品は近年ますます洗練され、科学との関わりが増えてきており、製品を開発する上で髪の基本的な構造を理解することは極めて重要であると同氏はいう。
(HealthDay News 8月18日)
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