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乳房温存術後の左右乳房の不均整に多く女性が失望感
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乳房を温存する乳癌(がん)手術を選択した女性の3分の1が、左右の乳房の不均整(asymmetry)により生活の質(QOL)に著しい影響があると訴えていることが新しい研究で示され、医学誌「Journal of Clinical Oncology」7月10日号に掲載された。
米ミシガン大学統合癌センター(アナーバー)の研究グループによると、術後の乳房の外見的な変化が顕著であった女性には、変化が少なかった女性の2倍の比率で癌の再発に対する恐怖心およびうつ症状が認められたという。「術後のQOLおよび満足度を決める最も重要な因子の1つは、手術後の乳房の均整ないし審美性であることがわかった」と、研究著者である同大学医学部一般外科のJennifer Waljee博士は述べている。
乳癌と診断された女性の多くが、腫瘍とその周辺の組織のみ切除する乳房温存術(lumpectomy)か、乳房全体を切除する乳房切除術(mastectomy)のいずれかを選択することができる。いずれも後に乳房再建術を受けることが可能である。「患者が手術について決める時点で、このような問題について考慮する必要がある。乳房温存術は乳房切除術に比べれば外見的変化が少ないものの、術後はある程度の不均整が生じてQOLに影響を及ぼす可能性もあるという現実を理解しておくことが重要である」とWaljee氏はいう。
医師は通常、乳房切除術の前には術後の外見的変化について患者と話し合うが、乳房温存術を受ける患者には同レベルのカウンセリングが実施されておらず、「患者が術後の乳房の外観について誤った期待を抱いてしまう可能性がある」と研究グループは述べている。「乳腺外科医は患者と率直な話し合いをもち、手術前に患者の期待することを理解し、術後の回復に関するニーズにできる限り対応できるようにする必要がある」とWaljee氏は指摘している。
(HealthDay News 7月9日)
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