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健康ニュース
 
デイリーニュース

2008/06/02
薬の効かない勃起不全が遺伝子治療により改善
   バイアグラなどの薬剤が効かない勃起不全(ED)患者に、遺伝子治療が有効な可能性があるという。Maxi-Kと呼ばれる遺伝子を用いた2つの研究が、米オーランドで開催された米国泌尿器科学会(AUA)年次集会で発表された。

 1つ目の研究を率いた米アルバート・アインシュタイン医科大学(ニューヨーク)教授のArnold Melman博士は「遺伝子導入技術によって、EDを長期にわたり改善できる可能性がある」と述べている。Melman氏によると、バイアグラなどの薬剤は40%の男性にはあまり効果がみられず、泌尿器科専門医の50%が薬剤治療から遺伝子導入治療への切り替えを検討していることが最近の調査からわかっているという。

 ほかの治療法で効果のみられなかったEDの男性11人を対象に遺伝子導入を実施した第I相試験では、遺伝子治療が安全かつ効果的であることが示された。4段階の異なる用量について試験した結果、最も高い用量では正常な性的機能が6カ月継続した。ほとんどの患者は、年に2回の処置で十分に正常な性的機能を維持することができるという。遺伝子導入治療後、2年間の追跡期間中に異常を訴えた患者はなく、この処置は安全で副作用もみられないとMelman氏は述べている。この知見に基づいて、研究グループは2年以内の市販を目指して新たな試験に取りかかっているという。

 もう1つの試験では、サル4匹に高脂肪食を与えて性的欲求を減退させた後、Maxi-K遺伝子導入を実施すると性欲の回復がみられたという。さらに、勃起回数が約5倍に増加し、射精頻度も増大したほか、雌のサルに対する行動にも影響が認められた。治療後は社交性の向上がみられ、自分に自信をもつようになったと、研究を率いた米ウェイクフォレスト大学再生医学研究所(ノースカロライナ州)のGeorge J. Christ博士は述べている。

(HealthDay News 5月20日)

Copyright (c) 2008 ScoutNews, LLC. All rights reserved.
http://www.healthday.com/Article.asp?AID=615706

 
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