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簡便な血液検査で乳癌(がん)の治療効果を評価
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循環血液中の腫瘍細胞を調べる簡便な血液検査が、転移性乳癌(がん)患者の治療効果を正確に評価するのに有用であることが、米ジョージタウン大学メディカルセンター(ワシントンD.C.)の研究により判明した。
同大学ロンバルディLombardi総合癌センターのMinetta Liu博士によると、癌治療が奏効しているかどうかを判断するには、放射線画像で腫瘍の大きさや外観に著明な変化が認められるまでに時間を要するため、数週間から数カ月かかることもあるという。「現段階では癌の進行を判断するためにはCTや超音波などの検査に頼らざるを得ないが、この新しい血液検査を用いれば、治療効果の有無を早期に判断して生存率を大幅に改善できる可能性もある」とLiu氏は説明している。
今回の研究では、化学療法、内分泌療法、生物学的製剤併用などのさまざまな治療を受ける進行乳癌患者から3〜4週おきに採取した血液中の循環腫瘍細胞(CTC)を評価した。その結果、CTCが5以上であった患者の71%に癌の進行がみられたのに対し、CTCが5未満の患者では66%であった。再病期分類の時点でCTCが5以上だった場合、癌が進行している比率はCTCが5未満だった患者の5.32倍であったといい、CTCが5未満から5以上に増大すると、疾患の進行を示している可能性があるとLiu氏は述べている。
この知見は、シカゴで開催(5/30〜6/3)される米国癌治療(臨床腫瘍)学会(ACSO)年次集会に先立ち、5月15日にオンラインで発表された。なお、この研究は、CTC測定技術の製造元である米Veridex社(ニュージャージー州)の支援により実施されたもので、Liu氏は同社より講演料を受け取っている。
(HealthDay News 5月16日)
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