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標準体重で体脂肪率が高い“隠れ肥満”
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標準体重の米国人の半数以上が見かけに反して体脂肪率が高く、過体重(overweight)の人と同様にさまざまな疾患にかかりやすいことが示された。
体重が標準であっても、体脂肪率が男性で20%、女性で30%を超える場合はいわゆる「隠れ肥満(正常体重肥満)」とされる。研究を率いた米メイヨークリニック(ミネソタ州)のFrancisco Lopez-Jimenez博士によると、隠れ肥満者の比率は比較的高く、その多くに代謝異常がみられるという。この知見は、シカゴで開催された米国心臓学会(ACC)年次集会で発表された。
今回の研究では、米国政府による第3回米国民健康栄養調査(NHNES)に参加した2,127人のデータを収集。特に心疾患、糖尿病およびメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の危険因子(リスクファクター)に着目した。その結果、被験者の61%が「隠れ肥満」にあたる体脂肪率を示しており、血液検査では高コレステロール、高レプチン(脂肪組織などでみられる食欲を調整するホルモン)などの異常がみられたほか、メタボリックシンドロームが高い比率で認められることが判明。「この研究から、標準体重であるからといって心疾患や糖尿病のリスクがないとはいえないことが示された」とLopez-Jimenez氏は述べている。
米エール大学(コネチカット州)医学部予防研究センターのDavid L. Katz博士もこの知見に同意し、体重は肥満や健康の尺度として信頼できるものではないとしている。腹部の臓器、特に肝臓などに脂肪がつきやすい人もおり、体重にかかわらず腹部脂肪が危険だという。この研究によって、患者でも医師でもこの問題への関心が高まるはずだと同氏は述べている。
(HealthDay News 4月1日)
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