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終末期医療改善をめざした新しいガイドラインを発表
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米国内科学会(ACP)の終末期医療の改善を目的とした新しいガイドラインによると、終末期患者については、疼痛、呼吸困難、抑うつ症状を定期的に観察する必要があるという。
米医学誌「Annals of Internal Medicine」1月15日号に掲載された新しいガイドラインでは、医師は患者によくみられるこの3つの症状については、実績ある治療法を用いて対処する必要があり、重篤な疾患をもつ患者については、アドバンスケアプログラム(※患者の意思決定能力が低下した際に対応するプロセスの全体)を常に保証する必要があるとしている。
ガイドラインの著者の1人であるACP医学教育出版部のAmir Qaseem博士によると、米国では多数の人が死期を迎えるに際して重篤な疾患を抱えることになり、家族がそのケアに関わることになる。このガイドラインでは、終末期の症状を軽減、緩和するケアの改善に関して、最善のエビデンス(科学的証拠)をまとめることが試みられている。「エビデンスを検討したところ、最もよくみられる症状は疼痛、呼吸困難および抑うつ症状であることがわかったため、ガイドラインではこの3つを取り上げた」と同氏は述べている。
ガイドラインでは、癌(がん)患者の場合、疼痛は抗炎症薬、麻酔薬およびビスフォスフォネート薬によって管理することができるとしている。呼吸困難のみられる患者では、麻酔薬および酸素によって短期的に症状を緩和することができ、抑うつ症状のある患者には抗うつ薬および心理社会療法が有用であるという。
ガイドラインを作成した委員会によると、終末期医療に関する質の高いエビデンスの量は限られており、ほとんどが癌患者を対象とする研究に基づいていた。このため、この新しいガイドラインでは、心疾患、肺疾患、認知症の症状などの、その他の重要な側面については掘り下げられていない。また、終末期医療での栄養補充の重要性に関する情報も不足しているとACPは述べている。
(HealthDay News 1月25日)
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