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一般的な鎮痛薬が男性の高血圧の原因に
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最も一般的な鎮痛薬であるアセトアミノフェン、イブプロフェン、アスピリンを定期的に使用する中高年男性は、高血圧の発症リスクが高いという報告が、米医学誌「Archives of Internal Medicine」2月26日号に掲載された。
研究を実施した米ブリガム・アンド・ウィメンズ病院 (BWH、ボストン)のGary Curhan博士によると、アスピリンや非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)による出血リスクは以前から知られている。このような薬剤は、適応が明らかでない場合には制限すべきで、鎮痛薬を必要とする慢性症状がある場合には、医師と代替治療を検討する必要があると同氏は述べている。別の専門家も、これらの鎮痛薬は、実際はわれわれが思っているほど安全なものではないと指摘している。
過去に2つの大規模な研究で鎮痛薬と高血圧との関連が示されているが、いずれも女性を対象としたものであった。別の研究では、NSAIDをはじめとする鎮痛薬を頻繁に使用しても、健康な男性の高血圧リスクは増大しないとの結果が出ていたが、今回の研究では女性と同じ結果が示された。
研究グループは、高血圧の病歴のない男性医療従事者1万6,031人(平均64.6歳)を対象に研究を実施。参加者は各自アセトアミノフェン、NSAID(イブプロフェン、ナプロキセンなど)およびアスピリンの使用状況について情報を提供。4年間の追跡を行った結果、1,968人が高血圧を発症した。アセトアミノフェン、NSAID、アスピリンを週6〜7日使用する男性は、全く使用しない男性に比べ、高血圧リスクがそれぞれ34%、38%、26%高かった。また、これら薬剤を週15錠以上服用する人は、全く使用しない人に比べ高血圧リスクが48%高かった。
いずれの鎮痛薬も、血管を弛緩させ血圧を低下させる化学物質を阻害する作用があると考えられているが、さらに研究を重ねる必要がある。次のステップは、鎮痛薬を長期間使用した後で服薬中止した場合に、血圧が降下するのかどうかを突き止めることだとCurhan氏は述べている。また、鎮痛薬を使用した人が必ずしも高血圧になるわけではないことから、特にリスクの高い集団を特定することも課題だという。
(HealthDay News 2月26日)
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