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健康ニュース
 
デイリーニュース

2007/01/15
適度な飲酒で高血圧男性の心臓発作リスクが軽減
   1日に1〜2杯の飲酒をする高血圧の男性は、全く飲酒しない男性よりも心臓発作リスクが低いという知見が、米医学誌「Annals of Internal Medicine」1月2日号で報告された。

 米国人の3人に1人は高血圧だといわれる。過剰な飲酒が血圧を上昇させることは知られているが、適量のアルコールを摂取している高血圧患者は致死性の心血管系合併症のリスクが低いことがいつくかの研究で示唆されていた。しかし、適度な飲酒が高血圧患者の非致死性の心臓発作および脳卒中の発生率に及ぼす影響を検討した研究はこれまでなかった。

 今回の研究は、オランダのUtrech Julius健康科学初期治療センターのJoline W. J. Beulens氏らが、高血圧と診断された40〜75歳の男性1万1,700人余りを追跡したもの。対象となった男性は、1986年〜2002年の研究開始時および追跡時に、病歴、食事、飲酒習慣に関する情報を提出した。1975年以降に高血圧を発症した患者が対象とされ、それ以前に発症した患者、1986年までに心血管疾患、脳卒中、癌(がん)の病歴をもつ患者は除外された。

 16年の研究期間中に、653人が心臓発作を起こし、279人がその発作により死亡した。全く飲酒しない人に比べ、1日1杯飲酒する高血圧患者は心臓発作リスクが32%低く、1日1〜2杯飲酒では28%低かった。しかし、飲酒による全体の死亡リスクへの影響はみられず、脳卒中については発生頻度自体が少なかったため、関連付けることはできなかった。最もよく飲まれていたのは蒸留酒で、ビール、ワインがこれに続いた。適度な蒸留酒の摂取と心臓発作リスク軽減との間にも強い関連が示されたという。

 しかし、飲酒をするかどうかについてはケースバイケースで決めるべきだとBeulens氏は述べている。全く飲酒をしない人は、相応の理由があってそうしていることが多く、そのような人に飲酒を勧めるのは望ましくないという。2〜3日に1杯程度のごく少量の飲酒では心臓発作の減少に影響が認められなかったが、飲酒量の増加を勧める理由にはならないという。

 1日3杯を超える飲酒は高血圧リスクを増大させるため、1日1〜2杯という目安を厳守することが重要なポイント。なお今回の研究は男性のみを対象としており、この知見が女性にも適用できるかどうかは不明だという。

(HealthDay News 1月2日)

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http://www.healthday.com/Article.asp?AID=600585

 
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