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乳癌(がん)治療の効果を予測する蛋白(たんぱく)検査
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蛋白(たんぱく)レベルを測定する検査で、乳癌(がん)患者のうち化学療法による効果が特に期待できる患者を特定することができるという。この検査法はOncoPlanと呼ばれるもので、すでに市販されており、乳癌、結腸癌、胃癌の悪性度や手術後の再発を予測できることが明らかになっている。
今回は、米ブラウン大学(ロード・アイランド州)准教授で、OncoPlanを販売するCatalyst Oncology社の研究担当副社長でもあるA. Raymond Frackelton Jr.氏らの研究により、この検査法が新たな利用価値をもつ可能性が示された。
先ごろシカゴで開かれた米国癌学会(AACR) 主催の「癌治療法開発における分子診断」第1回集会で発表された研究は、乳癌の女性2,380人(うち717人で化学療法を実施)を対象とし、OncoPlanを用いて測定される2種類の蛋白に着目したもの。この蛋白のうち1種類のレベルが低く、かつ化学療法を受けていない女性は、予後が極めて不良であった。しかし、同じ蛋白のレベルが低く、化学療法を受けた女性では、乳癌が再発し死亡するリスクが2分の1であったという。この蛋白のレベルが高い女性は、生存率はさらに高く、化学治療による有益な効果はみられなかった。
化学療法の効果を予測するOncoPlanの能力をより明確なものにするには、さらに研究を続ける必要があるが、Frackelton Jr.氏は「臨床試験による検証を重ねれば、OncoPlanは個々の患者に最も効果的な治療を提供するために役立つものになる」と期待を寄せている。
(HealthDay News 9月15日)
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