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健康ニュース
 
デイリーニュース

2005/01/17
カモミール茶の治療効果が判明
   動物モデルを対象にカモミール成分の効果を調べた研究は多いが、ヒトの代謝に対する研究はこれまでほとんど行われていない。農業および食品化学関連誌「Journal of Agricultural and Food Chemistry」1月26日号掲載の研究では、かねてよりあらゆる疾患やストレスに効果があるとされてきたカモミール茶に含まれる成分によって、風邪や月経痛など様々な健康障害が緩和される可能性が判明した。

 研究者らは、14人の被験者にジャーマン・カモミール(別名カミツレ)の花および葉を用いて淹れたお茶を、2週間にわたって1日にカップ5杯飲んでもらい、試験期間中およびその前後に毎日尿サンプルを採取して検査した。その結果、植物性化合物の分解生成物でフェノリックスとして知られる馬尿酸および筋肉の痛みや月経痛を緩和するグリシンの尿中濃度が上昇し、風邪に伴う感染と闘う抗菌活性が増大していた。

 カモミール茶は消化管の微生物叢を変化させると見られ、そのために尿中の馬尿酸およびグリシンが増加する。英インペリアル・カレッジ・ロンドンの化学者Elaine Holmes氏によると、被験者がお茶を飲むのをやめてもカモミール茶の効果は少なくとも2週間継続し、他種類のお茶にも同様の作用が見込まれる。また、他の研究では、お茶に抗癌特性があり、コレステロール低減などの健康上の利益に役立つ可能性が確認されている。

 グリシンは神経弛緩物質としても機能するが、お茶の鎮静作用はこれに起因すると考えられる。知見はおそらく科学な根拠を正確に反映するものである、と米ウィスコンシン大学で前立腺癌抑制における緑茶の役割を研究しているHasan Mukhtar氏はコメントする。研究は、医薬品、機能性食品およびテクノロジー企業のオクスフォード・ナチュラル・プロダクツ社の資金援助によって行われた。

(HealthDayNews 1月7日)

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http://www.healthday.com/view.cfm?id=523294

 
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