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健康ニュース
 
デイリーニュース

2005/01/11
運動で肥満による死亡リスクは減少せず
   太ってはいるが身体的に健康であれば、運動によって肥満に伴うリスクが帳消しになるという考えが広まっているが、米国医学誌「New England Journal of Medicine」12月23日号掲載の研究では、運動量が多くても早期死亡リスクは排除されず、身体活動のレベルに関係なく肥満は独立した死亡の予測因子であること。また肥満かつ身体活動の少ない人は死亡リスクが最も高いことが判明した。

 米ハーバード大学公衆衛生学部の研究者らが11万6000人の女性を対象に行った24年間の研究によると、過体重と身体活動の不足(1週間に3.5時間未満の運動)が全早期死亡の31%、心血管疾患死亡の59%、非喫煙女性における癌死亡の21%を占める主な原因となっていた。また、非活動的な肥満女性の死亡リスクは、活動的で細身な女性の2.5倍であった。

 しかし、付随する論説の共同著者で米ミネソタ大学疫学准教授のMark A. Pereira氏は、今回の研究は運動の評価を参加者の自己報告に依存し、座位での活動時間を考慮していない点で不十分であると指摘した。また、男性を対象とした別の大規模研究では、身体活動が肥満指数(BMI)よりもはるかに正確に死亡率を予測することが判明している。

 今回の研究者の1人であるハーバード大学栄養学および疫学准教授のFrank B. Hu博士は、BMIは疾患リスクおよび死亡率の適切な指標ではあるが決して完全とは言えず、健康的な体重の維持および寿命の予測には運動や食事などの生活習慣が重要である点に同意している。ちなみにBMIは身長に対する体重の比を示す標準的な肥満指標で、25から29.9が過体重、30以上が肥満である。

(HealthDayNews 12月22日)

Copyright (c) 2005 ScoutNews, LLC. All rights reserved.
http://www.healthday.com/view.cfm?id=523035

 
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