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空腹の男性は太った女性が好み?
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裕福層の男性はほっそりとした女性、貧困層の男性は太めの女性が好みであることは1970年代後半から認識されている。心理学関連誌「Psychological Science」2005年2月号に掲載された先ごろの研究では、空腹状態の男性は少し太った女性に魅力を感じるが、満腹になるとすらっとした女性に好みが変わること、貧困や裕福さという経済的な意識によっても同様の傾向が現れることが判明した。
研究者らは昼食時に大学のカフェテリアに張り込み、出入りする何百人もの男性に「理想の女性」に関する短いアンケートへの記入を依頼した。そこには髪の色や身長などに紛れて体重の質問も含まれていたが、最も空腹状態にあるカフェテリア入室直前の男性がアンケートに記入した理想の女性の体重は、満腹になってカフェテリアを出る際にインタビューした男性に比べて平均3〜4ポンド(約1.36〜1.81kg)重かった。
他の実験では、男性の銀行口座にある金額を0〜500ドルまたは0〜50万ドルまでの尺度を用いて答えてもらい、回答する男性が自分を比較的裕福または貧困と感じるように仕向けた。各群に「最高の女性」の記述を求めたところ、その体重差はやはり約3〜4ポンドであった。また2003年の別の研究によると、米国経済の浮き沈みによってPlayboy誌の「プレイメイト・オブ・ザ・イヤー」の身体サイズが変わるという。
共同研究者で米ニューヨーク大学スターンビジネススクール心理学准教授のLeif D. Nelson博士をはじめとする専門家は、このような現象の背後にある心理状態は不明であるが、食物や金銭の不足などの環境傾向が原因となって豊富さや安定を示す太めの女性に魅力を感じるようになるのでないか、と推測する。また、空腹の女性が背の高い男性を好む傾向がほんの僅かに見られたが、その知見は極めて不十分であった。
(HealthDayNews 12月17日)
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