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成人の7人に1人が人格障害
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米国では、研究者の予想を上回る勢いで人格障害が増加していることが、精神医学誌「Journal of Clinical Psychiatry 」7月号に掲載された研究で明らかになった。それによると成人7人にほぼ1人、すなわち成人人口の15%にあたる3100万人が何らかの人格障害に罹患しており、このうち約半数が強迫性人格障害であり、また少数派ながら他人に対して異常なまでの不信感を抱く妄想性人格障害が相当数にのぼっている。
筆頭研究者で、国立アルコール乱用・依存症研究所(NIAAA)疫学生物測定学研究所長のBridget Grant氏は「人口全体の代表例となる米国の成人43,000人と直接インタビューを実施しており、10種類の人格障害うち7種類の罹患状況をみた全国調査としては最大規模のものである」と述べている。人格障害の定義には、精神衛生状態の診断に有用な米国精神医学会(APA)の「精神障害の診断と統計の手引き(DSM-IV)」を用いた。
Grant氏によると、最も多かったのが強迫性人格障害であり、成人1640万人(成人人口の約8%)が罹患していた。同氏は「強迫性人格障害者は、ルールやスケジュールに気をとられがちで、完璧性を求める。また締まりやである点と強迫性人格とは関連性があり、お金への執着心が強い傾向にある」と指摘する。
このほか、妄想性人格障害が900万人以上(同4.4%)、反社会性人格障害がほぼ800万人(3.6%)、統合失調症質人格障害が650万人(3.1%)、回避性人格障害がほぼ500万人(2.4%)、演技性人格障害が約400万人(1.8%)、依存性人格障害が100万人(0.5%)であり、複数の人格障害を有する人もみられた。
さらに別の精神医学誌「Archives of General Psychiatry」 8月号でGrant氏は、人格障害者がアルコールおよび薬物の乱用を起こしやすいと報告。また、上に挙げた人格障害は治療可能であるため、今回の調査結果が、これら人格障害の罹患を危惧する人が医師に相談するきっかけになることを期待している。
(HealthDayNews 8月6日)
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