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色の濃い酒ほどつらい二日酔いをもたらす
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年末年始には飲酒の機会が増え二日酔いに苦しむ人も多くなるが、バーボンなどの色の濃い酒は、色の薄い酒よりもつらい二日酔いをもたらす毒性の強いことが示された。色の濃い酒にはアセトン、フーゼル油、タンニンなど「コンジナー(congener)」と呼ばれる副産物が多く含まれているためだと考えられるという。例えば、バーボンにはウオッカの37倍のコンジナーが含まれている。この知見は医学誌「Alcoholism:Clinical and Experimental Research(アルコール中毒症:臨床と実験研究)」2010年3月号に掲載される予定。
米ブラウン大学(ロードアイランド州)アルコール・依存症研究センターのDamaris J.Rohsenow氏らによる今回の研究は、21〜23歳の健康な男女95人を対象としたもの。被験者は1晩目にはウオッカ(低コンジナー)またはバーボン(高コンジナー)のいずれかを呼気中アルコール濃度が酩酊を示すまで飲み、2晩目にはアルコールを含まないプラセボ飲料を飲んだ。翌朝、二日酔いの程度を被験者に尋ねるとともに、神経心理学的検査を実施し処理速度、注意力、集中力を調べたほか、睡眠の質についても評価した。
その結果、酩酊状態まで酒を飲むと翌朝の認知力が低下することが判明。また、コンジナー濃度の高いバーボンではウオッカよりも二日酔いによる苦痛が大きかったという。ただし、認知力および睡眠にはコンジナー濃度の影響は認められなかった。「二日酔いによる障害のほとんどはアルコールが直接の原因だが、さらに苦痛を増加させる因子があり、それが色の濃い酒類に含まれる毒素であると考えられる」とRohsenow氏は述べている。
米国立衛生研究所(NIH)によると、二日酔いを避けるためには満腹の状態で少しずつ適度な量を水と一緒に飲むとよいという。女性は(ビール換算で)1日1杯(12オンス、約360ml)、男性は1日2杯までが適量。二日酔いになってしまったときは、十分に休養を取り、塩分、カリウム、果糖(フルクトース)の含まれる食物を摂るようNIHは勧めている。
(HealthDay News 12月18日)
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