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ピラティスとは?
ピラティスは最近になって日本にも浸透し始めたエクササイズ。アメリカでは約70年もの歴史を誇り、有名スターやトップモデルにも愛好者が多いのです。その効果と心地よさから、全世界的にファン層を広げつつあります。
ピラティスでは、しなやかで柔軟、そして芯の強い、均整の取れた身体を目指します。単に体を動かすだけでなく「頭を使うエクササイズ」だと言われているのは「意識」して、自分の身体に神経を「集中」することが大切だとしているから。
自分が今、身体のどの部分の筋肉を使い、それがどう動いているか意識して集中すること。頭と身体の深いところからのエクササイズで、肉体的にも精神的にも、スリムでスマートになれるのです。
どんな人に向いているの?
もともとが治療のためのものですから、年齢性別を問わず、すべての人に向いているというのがピラティスの特筆すべき点です。
すんなりとスムーズな動きが多いので、ケガをする危険もほとんどなく、運動不足の人や、体力のない人、産後の身体のリフォームにも向いています。また、ふつうのエクササイズにはついていけない人、たとえば、太りすぎて運動が難しい人や、高齢者、ケガの後のリハビリテーションが必要な人、妊娠中の人、腰痛など関節に慢性の痛みがある人などにも、安心しておすすめできます。
だからといって、若い人やエクササイズを趣味にする人に物足りないというわけではありません。自分を高めていきたいというスポーツ選手、トレーニングインストラクター、アーティスト、女優、ダンサーなど、ピラティス愛好者には身体や演技を見せるプロが多いのです。このことからも、極めていけば相当の効果が期待できることがわかるでしょう。間口は広いのに奥が深い、それがピラティスの魅力です。
ピラティスの歴史的背景
ピラティスはもともと、ドイツ人のジョーゼフ・ピラティスが考案したエクササイズ・プログラム。彼は、自分の不健康な身体を克服するため、数多くのスポーツや身体運動を学び、第一次大戦中はイギリスで看護師として働いていました。
その勤務中に、ケガをした患者に治療に差し支えのない範囲で運動をさせると、ケガの治りが早いことを発見したのです。彼はさっそく「リハビリのためベッド上で行うフィットネスプログラム」を開発。やがてこれはアメリカで注目され、ニューヨークシティバレエの創始者ジョージ・バランシンなどによって、改良・発展をして、現在のピラティスに発展したのです。
【参考文献】
・「暮らしの中のピラーティス」アラン・ハードマン(産調出版)
・「ピラティスダイエット 綺麗の法則」酒井里枝(青春出版社)
2004年1月5日
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