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食べもので身体を温めよう


食べ物の性質を利用して、身体を温める

 食べ物は大きく分けて、温熱性(身体を温める性質をもつもの)、寒涼性(身体を冷やす性質をもつもの)、そして、平性(寒熱に偏らないもの)の3つに分類されます。寒い季節には身体がとても冷えやすいため、できるだけ身体を温める食材を多く摂るようにしたいものです。
 秋から冬が旬の根菜類やかぶ、ネギ、ニラなどの野菜、サバ、いわし、ブリなどの魚は身体を温める食材です。旬の素材には、その季節を上手に乗り切るための理にかなった栄養素が豊富だといえます。例えば夏が旬のトマトやキュウリは、身体を冷やす性質があります。
 鶏肉や羊肉、牛肉などの肉類、くるみや松の実、ごまなどの種子類、しょうがやニンニクなどの香味野菜なども身体を温める食材です。その他、こしょうや山椒などの香辛料やトウガラシがたっぷり入ったキムチ、アルコールなども少量で体温を高めることができます。寒い日にはこれらの食材を上手に利用して、身体を冷やさないようにしましょう。

 

栄養素のパワーを利用して、身体を温める

 食材をその性質で分ける以外にも、含まれる栄養素によって、代謝を促進することができます。若返りのビタミンと呼ばれるビタミンEには、血管を若々しく保ち血行を促進する作用があります。そのため、身体が冷えて血液循環が悪くなる冬には、欠かせないビタミンです。ビタミンEはナッツ類や植物油に豊富なほか、小麦胚芽、野菜類では赤ピーマン・ニラ・かぼちゃ、魚類ではうなぎ・ぶり・カレイにも多く含まれます。また、ビタミンCは毛細血管の維持保持などの働きがあるため、ビタミンCが豊富な柑橘類やジャガイモなどもお勧めです。
 さらに、筋肉や臓器、血液などを構成するタンパク質の根本要素であるアミノ酸のうち、体内で合成できない必須アミノ酸は、エネルギー源や、基礎代謝や免疫力をアップするためにも重要です。必須アミノ酸をバランスよく含む肉や魚、大豆製品、卵、牛乳・乳製品などの良質のタンパク質もしっかり摂取するようにしましょう。


2003年11月25日

※この原稿は管理栄養士が監修しています。
記事の無断転用を禁じます
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