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秘められた緑茶の力
最近の研究で、お茶には病気を防ぐさまざまな効能のあることが科学的に解明されてきました。お茶に含まれるカテキンには、がんの発生を抑える働きがあることがわかっています。また、できてしまったがんの進行を抑えたり、がん細胞の自滅をうながす力も合わせ持っています。カテキンの抗菌作用は、ピロリ菌の感染を主な原因とする胃潰瘍や大腸がんにも効果的。日本のお茶どころ静岡県ではがんで亡くなる人が全国平均を大幅に下回っており、お茶ががんに効くことの信ぴょう性を裏づけています。
さらにカテキンには、コレステロール値や中性脂肪値を下げるという働きもあります。これは高血圧、糖尿病、動脈硬化といった成人病の予防につながるものと言えるでしょう。
またお茶に含まれるビタミンCには抗酸化作用があり、細胞の酸化を防いで肌の老化防止にも役立ちます。お茶に含まれるフラボノイドは消臭作用を持っていて、口臭や虫歯の予防に大変効果があることもわかっています。
お茶を食事に取り入れる
これだけの効果があるお茶のこと、飲用するだけではもったいないもの。非水溶性成分の中にも、体によい成分がたくさん含まれているからです。これからはお茶は飲むだけでなく、食べる物として認識する必要が出てくるのかもしれません。
お茶は粉にすれば、まぜるだけで簡単に料理に加えることができます。粉茶として売られているものを使ってもよいし、ドラッグストアなどではいろいろな大きさのお茶の粉末が食用に市販されています。
寿司米やお好み焼き、卵焼きなどに粉茶をさっと混ぜてみるだけでもOK。さわやかな香りとお茶の苦味が、料理をさらに引き立てます。またサバ寿司やチキンのロール焼き、しゃぶしゃぶの煮汁などに緑茶を使うと、魚や肉の臭みを消すことができます。自分なりの工夫で生活の中にお茶を上手に取り入れ、健康的な毎日を送りたいものです。
2003年10月14日
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