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「冷房病」って何?
エアコンのきいたオフィスで長時間仕事をしていると、なんとなく体の調子が悪くなったりしませんか? その不調は「冷房病」かも知れません。
冷房病の症状はさまざまです。多くの人が感じるのは、手足・腰・背すじの冷えやしびれ、疲労感、肩こり、頭痛などでしょう。
ほかに、食欲不振、かぜ、腹痛、生理不順、月経異常、腰痛、膀胱炎、下痢、腹痛、坐骨神経痛、こむらがえり、イライラ、不眠、神経痛、微熱が続く…などの症状も冷房病である可能性があります。
またこれらは、すべての人に同じように現われるものではなく、体質にも左右されます。たとえば、鼻の弱い人は鼻炎に、呼吸器の弱い人は喘息になりやすくなったり…と、弱いところに症状が出ることもあるのです。
どうして「冷房病」になるの?
冷房病は、自律神経が混乱することにより起こります。自律神経は、身体の各部をスムースに動かすための「調整」機能をつかさどっていますから、これが混乱するとさまざまな不快症状が現れるのです。
冷房病の場合、自律神経が混乱する原因のひとつは、温度変化です。人間が急激な温度変化に対応できるのは、5℃以内といわれています。暑い屋外とエアコンの効いた室内とを頻繁に出入りしていると、自律神経の体温調節機能が麻痺し、対応できなくなってしまうのです。
自律神経が混乱するもうひとつの原因は、汗の不足です。エアコンから送り出される冷気は、汗を蒸発させます。汗はもともと皮膚から水分を出すことで体温調節をするためにかくのですが、それが、蒸発してしまうことにより、体内の熱が外に出られなくなってしまうのです。すると冷気にさらされた皮膚の熱だけが奪われて、体内の熱はそのまま、という二重構造が生まれてしまいます。これが自律神経を混乱させるのです。
特に、日本にエアコンが普及した1970年代以降に生まれた世代では、汗をかく機能そのものが低下しているともいわれています。
2003年7月7日
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