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避妊は病気の治療ではありません。そのため美容整形などと同じ自由診療扱いで、健康保険の対象外、全額自己負担になります。最初にかかる費用は、初診料、血液検査、がん検診料などですが、施設によって費用は大きく変わり、高額になることもありますので、心配な人はあらかじめ電話で確認しましょう。また、ピルの処方は一般的には検査結果の確認後、2回目の受診の時になります。
ピルを飲んでいるあいだ、副作用がないかどうか、特に子宮がんや乳がんがないかどうかを定期的に検査する必要があります。検査代は必ずしも安くはありませんし、わずらわしさを伴うことも多いのですが、自分はなぜ検査を受ける必要があるのかの説明を十分受けて、きちんと理解した上で定期的に検診を受けることが大切です。無料の女性向け健康検査や各種がん検診が、自治体の制度として整っている場合もあります。ただし、その場合は、実施医療施設が指定されている場合が多いので、管轄保健所に問い合わせてみるとよいでしょう。また、保健所でおこなっている検診では、低用量ピル服用者を含め、すべての受診者に服用している薬についての質問がかならずあることを理解しておきましょう。
早期発見が難しいといわれる卵巣がんや子宮がん、女性に多い乳がんの検診を定期的に受けることになるのも、ピルを使用する人のメリットではないでしょうか。検査もなしに問診だけでピルを出してくれるような施設は、かえって危ないと考えるべきです。ピルの一般的な価格は、1カ月分で3〜4000円程度です。
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※この原稿は薬剤師が監修しています。