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女性の健康
 
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女性の腰痛 第3回
ぎっくり腰の対策


ぎっくり腰とはどういう状態か

 いわゆる「ぎっくり腰」は、突然に腰痛が起こった状態をいいます。症状の名前であって、病気の名前ではないのです(…たとえば「発熱」「せき」などは症状の名前、「インフルエンザ」「虫垂炎」などは病気の名前です)。
 原因なしに発熱することがないように、ぎっくり腰にも原因となる病気があります。慢性の「腰痛症」や「椎間板ヘルニア」、その一歩手前の状態などが考えられます。

 

なってしまったらどうしたらいいの?

 ぎっくり来た当日など、起きあがれないほど痛みがひどいときは、まず腰に負担のかからないような姿勢で安静にすることが必要です。患部は炎症を起こしていますから、なるべく温めず、痛む場所を冷やします。冷やすと筋肉が緊張して痛みが強くなることがあります。痛みが治まらず強くなる場合は、すぐに冷やすのをやめてください。
痛みがひどい時は… イメージ 痛みがひどいときは、市販の痛み止めを使ってもかまいませんが、ぎっくり腰の治療は、ともかく寝ていることが肝心です。一人暮らしなどで、日常の動作がどうしても必要になる場合は、誰かに来てもらうか、それが無理なら入院も考えましょう。くしゃみやトイレなども腰に響かないよう、気をつけなければなりません。
 2〜3日たって、動けるまでに回復したら、今度は温めるようにします。温湿布や入浴で血行をうながしたり、腰痛体操をしてみるのもいいでしょう。普通のぎっくり腰は数日でおさまります。

 

ぎっくり腰を繰り返さないために

 突然来るぎっくり腰といえども、その前には腰が張ったような感じが続いていたり、軽い腰痛があったりと、ある程度の前兆があったはずです。ぎっくり腰を繰り返さないためには、その前兆を見逃さず、ひどくならないうちに早めに対処することが必要です。
 治療用のコルセットは、背骨を支える腹筋と背筋をフォローするために使います。
 痛みがひどいときは常時装着、3〜4週間ほどでひどい痛みが治まったら、腰痛の原因となりやすい動作をするときに装着し、その後は、特に腰をかばいたいときだけ装着するようにします。
 ぎっくり腰の再発を怖がって、あまりコルセットに頼りすぎると、筋力が弱まり腰痛治療には逆効果となりますので、腰痛体操や腹筋運動などを行い、筋力をつけるように心がけることも大切です。


次回は「腰痛症の対策」です。

2003年12月15日

監修:三浦 基弘(三浦整形外科医院 院長)
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