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筋肉をほぐそう
肩こりになっている筋肉はガチガチにこわばった状態にあります。ですから、それをほぐすことが肩こり解消につながります。そうすれば血液の流れがよくなり、酸素や栄養素がちゃんと筋肉のすみずみまで行き届くようになります。
筋肉のこわばりをほぐす最良の方法は体操です。肩を上げ下げする、肩を回す、肩をすぼめたり広げたりする、ひじを伸ばす、首を左右に曲げる…などのストレッチをこまめに行いましょう。等尺性運動という痛みのある筋肉を動かさずに負荷をかけるタイプの運動も効果的です。等尺性運動には、(1)腕の前で手を合わせて、手を押し合う (2)頭の後ろで手を組み、後頭部を押す (3)片方の手を耳につけ、頭をその手側に押す などがあります。
肩を温めて血行をよくしよう
こった部分を温め、血液の循環をよくすことによって、血液内にたまった老廃物質を運び去ることができます。使い捨てカイロや蒸しタオル、温感タイプの湿布などを肩にあてます。
入浴も肩の血行をよくします。熱めの湯だと長くつかっていることができず、体の表面を温めるだけで終わってしまうので、38度ぐらいのぬるめの湯に少し長めにつかりましょう。ゆっくりとした入浴はストレス解消にも役立ちます。なお、肩こり解消には、胸から下だけつかる半身浴ではなく、肩まで湯につかる全身浴が効果的です。ぬるめの湯につかった後、冷水シャワーを浴び、再び湯につかる温冷交代浴を行えば、より高い効果を期待できます。
マッサージやツボも効果的
マッサージやツボで適度な刺激を与えることも、筋肉の緊張の緩和に役立ちます。
マッサージは、押す、もむ、たたくなどの方法がありますが、気をつけたいのは、やりすぎないこと。ちょっと物足りないけれど気持ちいい…が目安です。痛いところだけを集中的に、しかもグリグリもむのは逆効果。かえって筋肉を痛めてしまいます。
ツボは、東洋医学の考え方で、全身に流れる気の道筋(経絡)にある要の点のようなもの。ツボを刺激することで、気の流れがよくなり、肩こりをはじめとしたさまざまな症状を解消させることができるといわれています。気軽にツボを刺激する方法としては、指圧があります。肩の中央、肩甲骨の内側の端の上方にある「肩井(けんせい)」、背骨と肩井の間にある「肩中兪(けんちゅうゆ)」、髪の生え際にある「風池(ふうち)」などが肩こりによいツボとされています。
次回は「整形外科ではどんな治療を行うの?」です。
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