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子宮筋腫の経過観察の間や手術の後には、日常生活ではどのようなことを留意すればいいのでしょうか。そのポイントを紹介します。
経過観察中は必ず検診を
経過観察となったら、医師の判断によって、定期的な検診が必要になります。筋腫の大きさやスピードなどによりまちまちですが、3カ月おき、6カ月おきの場合が多いようです。検診は筋腫の状態や症状をチェックし、適切な治療を受けるためのものです。子宮がんや卵巣がん、卵巣のう腫、肉腫という悪性の腫瘍など、子宮筋腫と似たような症状が出る重い病気の早期発見のためにも欠かせません。
経過観察中には症状の変化がないかどうか自分でチェックすることが大切です。とくに月経のときの痛みや出血量、おりもの状態の変化について観察するようにしてください。何らかの変化があったら、早めに受診することです。
また、自分では症状がないと思っても、だるい、疲れやすい、階段を上ると息切れがするといった症状はないでしょうか。そうした症状は過多月経による貧血の現れです。レバーや赤身の魚、大豆食品、海草類、緑黄色野菜など、不足しがちな鉄分が多く含まれる食品をきちんと摂るようにしましょう。
症状の緩和には入浴の工夫などを
経過観察中のつらい症状の緩和には、入浴の工夫やツボの刺激、アロマテラピーなどが役立ちます。
子宮筋腫の症状である月経痛や過多月経、貧血を改善するには、血行をよくすることです。それには入浴が一番。浴槽にみぞおちぐらいの高さまでお湯を張って30分ほどつかる半身浴は全身の血液循環をよくするだけでなく、リラックス効果もあります。また、洗面器に熱いお湯を入れ、足首までつかる足湯もおすすめ。30分ぐらいで全身がポカポカしてきます。
また、くるぶしの内側から指5本分ぐらい上にある三陰交というツボを親指でゆっくりおすようにすると、月経痛を和らげる効果があります。
植物から抽出したエッセンシャルオイルを使ったアロマテラピーも、痛みの解消やリラックスに利用できます。ラベンダーやイランイラン、クラリセージには気持ちを鎮める効果的。部屋を香りで満たすには、ティーカップにお湯を入れ、エッセンシャルオイルを数滴たらすのが手軽な方法です。
術後1カ月ぐらいが復調の目安
手術後のからだが復調するには、ある程度の時間が必要です。疲れたら休むようにして、少しずつ普通の生活に戻していきましょう。入浴については、傷口が完全に治りきる術後1カ月まではシャワーに。浴槽につかるのは医師の許可が出てからにしましょう。
職場への復帰は、理想的には手術から3週間後ぐらいから可能です。スポーツは、少しずつからだの調子を見ながら始めるようにします。術後半年ぐらいは激しいスポーツは避けましょう。
飲酒は、感染がないと判断されてから。少量なら退院後2週間ぐらいから許可されると思います。たばこに関する制限は特にありませんが、健康のことを考えれば喫煙は勧められません。
2003年10月27日
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