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暑い夏は、ついつい冷たい物をとり過ぎておなかをこわしがちです。それと同時に肌の露出度が高まるこの季節は、美しく見せるためのダイエットが原因で食物繊維の摂取が少なくなり便秘になる人が意外と多いもの。腸のトラブルが増える夏だからこそ、慢性便秘についての正しい知識を身につけておきたいものです。
便秘のタイプを知ろう
環境や食生活の変化などで起こる急性の便秘は、原因を取り除けば比較的すぐに治るもの。しかしやっかいなのは慢性便秘です。慢性便秘にはいくつかのタイプがあり、タイプによってはきちんと専門医に治療してもらった方がよいものもあります。それぞれ対処方法も異なりますので、まずは自分がどのタイプにあてはまるのかを理解する必要があるといえるでしょう。
慢性便秘その1「弛緩性便秘」
ころころと硬い便が出たり、おなかが張る、胃下垂、大腸下垂、頭痛・肩こり・冷えといった症状のある人は弛緩性便秘の可能性があります。腹筋が弱いため腸の緊張がゆるんでいて、ぜん動運動が起こらず、便を押し出す力がなくなっている状態です。
朝起きたときに冷たい水や牛乳を飲んだり、食物繊維をたっぷりとって腸を刺激するのが改善のポイント。また腹筋を鍛えると大腸下垂が改善され効果的です。
慢性便秘その2「直腸性便秘」
忙しくてトイレをがまんしたり、痔があるために排便を抑えてしまったりすると起こりがちなのが直腸性便秘。腸の終わりの部分にある直腸に便がたまると普通は便意を感じますが、がまんを重ねていると便意が鈍るために便秘をしてしまうのです。
食物繊維の多い食品と水分をたっぷりとって、便の量を増やすことを心がけましょう。また、朝食をしっかり食べてその後必ずトイレに行く習慣をつけるもの大切。「朝食後のトイレ」というリズムを体が徐々に覚えるようになり、便秘の解消につながります。
慢性便秘その3「けいれん性便秘」
食後におなかが痛くなったり便秘と下痢をくり返す、おなかがゴロゴロ鳴るといった症状のある人はけいれん性便秘が疑われます。ストレスや過労が積み重なると、自律神経の働きが乱れて腸にけいれんが起こります。腸のぜん動運動が強くなり過ぎて便の通り道を塞ぐことがあるために便秘となってしまうのです。腸の動きが異常なため、便秘だけでなく下痢が続くこともあるというわけです。けいれん性便秘を治すには、ストレスを取り除いたり腸への刺激を少なくするのがポイント。できれば自己流ではなく専門医へかかってカウンセリングを受けたり、けいれん性便秘用の薬をもらうなどして治療していった方がよいでしょう。
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