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| 前回「乳房の悩み」について、胸の大きさや乳首の色は千差万別、気にしないでください、とお話しました。ただ、乳房や乳首が変化したことでわかる病気もあります。悩まないことと、見て見ぬふりをすることは大違いです。守らなければならないものは断固として守る必要があるのです。そのひとつが健康だと思います。では、注意したい乳房の変化と考えられる病気についてお話することにしましょう。
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私の乳房はだいじょうぶ?
注意したい乳房の変化
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- 乳房の大きさが左右で違う
「当たり前です。」と前回はお話しましたが、実はひとつだけ注意したいことがあります。それは急に片方だけ大きくなった場合です。これは「人の体はもともと左右対称じゃないから」と笑ってすまされる話ではありません。急に片方の乳房だけ大きくなった場合には「乳腺炎」の疑いがあります。特に痛みを感じたり、赤く腫れ上がったりしている場合は要注意。もう「自己診断」のレベルではありません。乳腺炎の多くは妊娠中の人に見られ、乳管がつまって乳汁がつまってしまう場合と、授乳によって乳首が傷付いて細菌が入り炎症を起こす場合があります。もちろん妊娠中の人でなくても、何らかの原因で乳首が傷付けば「乳腺炎」になる可能性があるので、「自己診断」はやめてください。妊娠中の人には赤ちゃんにも影響がある病気です。また妊娠中でなくても疑いがあるようなら迷わず婦人科に相談してください。
- 乳房にしこりがある
簡単に「しこり=乳ガン」と決めつけないでくださいね。思春期の頃なら珍しいことではありませんし、そう心配することもありません。また、月経前や排卵期の頃も女性ホルモンの影響で乳腺がしこるのも自然現象です。ではそれ以外なら乳ガンか、というとそうでもありません。「乳腺症」や「乳腺繊維腺腫」という場合があります。どちらも良性のため小さく痛みもなければ、特に治療の必要があるわけでもないのです。ただ、この2つの症状は乳ガンと区別がつきにくく、結果的に婦人科に相談してもらわなくてはなりません。
- 乳房にへこみ・ひきつれがある
以前はなめらかだった乳房に、へこみやひきつれができたら要注意です。この場合はすぐに病院へ行ってください。乳ガンの疑いがあります。普段からよく診察を受けている婦人科の指示に従った方がよいでしょう。
- 乳汁のようなもの、血液、膿がでる
授乳期でもないのに乳首から分泌液がでる場合、それが透明な場合は先ほどお話した乳腺症の可能性が、血や膿が混じった分泌液が出てくる場合は乳腺症や乳腺炎の他、乳ガンの可能性もあります。早く婦人科に相談して、原因を確かめるようにしてください。
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次回は「ストレスに対するメンタルケア」についてです。
2001年1月29日
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