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さて、それてしまった話をもとに戻しましょう。子宮筋腫は30代から閉経前の女性に多くみられ、10代の方には珍しい病気です。ただ、5人に1人が持っているといわれ、10代では小さく目立たなかった筋腫が年をとるにつれて大きくなるのだろう、と考えられています。では、小さいままにしておく効果的な予防法があるのではないか、という質問をしたい方もいるでしょう。その質問にはごめんなさい、お答えできないのが現状です。というのは、筋腫が大きくなるのは、生活習慣や食生活が原因ではないからです。ただ、閉経を過ぎて卵胞ホルモンの分泌量がわずかになれば、腫瘍は大きくならずに小さくなる傾向はあります。
「でも良性ならそんなに問題ないんじゃない?」という疑問もあるかと思いますが、そんなに安心できるものでもありません。子宮筋腫の症状として、前回とりあげた「過多月経」(月経時の出血量が通常より多い症状。貧血になりやすい)や「月経困難症」(痛みがひどく、起きることがつらくて日常生活に支障をきたすほどつらい症状)を起こすことがあるからです。また、筋腫の位置によっては受精卵が着床しにくくなるため、不妊や流産の原因になることもあります。
では必ず手術が必要か、というとそうでもありません。薬による治療も行われていますし、筋腫が小さければしばらく様子を見ることもあります。手術の場合は2週間ほど入院することになり、退院後は1週間程度の自宅での安静が必要です。
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