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病気や健康に関する知識をクイズ形式で楽しみながら学べます。


女性の健康
 
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女性の健康美をサポート!!
「婦人科は、女性のヘルスパートナーです」第1回
女性の悩みを解決!
婦人科をもっと活用しましょう。

女性の体は男性にくらべて
比較にならないほどデリケート

 もう何年か前になるのですが、「国民の半数以上は半健康人」といったショッキングな調査結果 を、厚生省が発表したことがあります。つまり、「健康とは思わない」「調子の悪いところがある」といった、なにかしらの自覚症状をもつ人が日本に6000万人以上いるということですよ。かといってイコール病気ではありませんが、こうした一歩間違えば病気になってしまう可能性のある人のことを、私達医師がもっともっとサポートしていくべきだと、痛感したものです。

 とくに女性の場合、男性とくらべ比較にならないほどデリケートで複雑な機能を体に宿しています。それだけに、体のいろんな変化・症状を、気がつけば気軽に話せるホームドクターのような医師が身近にいて欲しいと、医師の私も思います。

はら としお先生
 さて、その場合、よく耳にするのは「婦人科にはいきたくない」という女性の声です。小さいときから慣れ親しんだ、信頼できる医師であればなんの問題もないのですが、医師とはいえ、信頼できるかどうかもわからない状態で、見ず知らずの医師に胸や局部をみせるのはイヤだというのが、大方の理由です。ほかにも「セックス体験や体位 の好みを知られるのでは」といったセックスに関連づけられるのをイヤがる意見が多いですね。

 でも診るのは医師です。歯科医が歯を診たり、眼科医が眼をみたりするのとまったく同じ、専門の治療部位 を診るわけです。そうはいっても、なかなか納得できないですかね。 そうであれば、たとえば内診の必要がある場合、緊急を要する場合は別 ですが、その医師との信頼関係ができるまで内診をまってもらいましょう。気持ちよく応じないような医師であれば、病院をかえましょう。ただ、頻繁に病院をかえると、できる信頼関係もできない場合がありますよ。

婦人科は女性の病気全般と
予防も含めた健康チェック。ケアをする

 婦人科がどんなところなのかを整理してみましょう。

婦人科は、女性の体の病気全般を診るところであり、また予防も含めた健康チェック・ケアをおこなうところです。STD(性行為感染症)などセックスに関する診療はしますが、それがメインというわけではありません。女性特有の体のトラブル・病気はたくさんあります。

 では婦人科はどんなことをするのでしょうか。
 必ずやることは、問診です。 婦人科は女性の病気全般と予防も含めた健康チェック。ケアをする

  • 問診………医師があなたに質問をします。症状に関連すると思われることを聞かれます。けっして必要以上に関係ないことを聞かれることはありません。まして、興味本位 に話が流れることもありません。症状に関する自分の状態を、病院にいく前にメモしてもっていくのも役立ちます。
     具体的には「どんな症状がいつごろからあるのか」「一番最近の月経はいつだったか」「月経はどんな状態か」「いままでにかかった病気」などです。場合によっては「妊娠歴」「初潮があった時期」「性体験」なども聞かれます。
     必要に応じて、内診、尿検査、超音波検査、血液検査などがおこなわれます。
  • 内診………必要に応じて子宮や卵巣の形、大きさを触診したり、膣鏡をつかって子宮口やおりものの検査などをします。普通 2〜3分で終わります。子宮ガンを調べる細胞診でも4〜5分です。内診のときは、お腹のあたりにカーテンがひかれて内診する様子がみえなくなることが多いのですが、あけたままにしてもらって、なにをするのかを教えてもらいながら診てもらうこともできます。不快な状態を極力なくすことは大切です。自分自身がリラックスできるように、ためらわず医師にも協力を求めてください。
  • 尿検査………糖やタンパクがでていないかといった内科的チェックから、ホルモンの分泌状態、排卵があるか、妊娠の有無は、といったことを検査します。
  • 超音波検査………超音波を使って、膣や腹部、乳房など、体内の状態を調べます。数分ですみます。X線ではありませんから、妊娠中でも検査ができます。
  • 血液検査………ホルモンの状態や感染症の有無を調べます。内科と同様に腕から採血します。

 受診するときは、診察を受けやすい服装でいきましょう。パンツやキュロットスカート、タイトスカートなどは、診察台にあがるまえにショーツなどと一緒に脱ぐことになりますから、気分的に受診するさまたげになるでしょう。ゆったりしたフレアーやプリーツスカートだと、はいたままで診察台にあがれます。また、上半身も前開きのものにするといいでしょう。下着もふくめ、着脱しやすいものを選ぶことがリラックスして受診するためにも肝心です。

 内診が予想される場合、清潔にしていこうと考えないでください。まして、膣のなかまでビデやシャワーで洗ってしまうと、正確な検査ができない場合もあります。

 最後に、健康保険証を忘れないでくださいね。

次回は「定期的に行いたい検診」についてです。


2000年11月20日

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