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子宮筋腫は、子宮の筋肉にできる良性のこぶで、成人女性の3人に1人くらいが持っているといわれます。病院で、内診と画像診断(超音波エコー)及び、必要に応じて悪性腫瘍との鑑別
の検査を行ったのち診断されます。筋腫の1000人に1人くらいの割合で、子宮肉腫という悪性腫瘍の人がいるので、その特徴である短期間の急激な増大がないかどうかのチェックも必要です。ただし、これはまれな病気であり、筋腫とはあくまで別
のものです。
子宮筋腫がなぜできるのか、医学的解明はまだですが、女性ホルモンのエストロゲンと関係があることがわかっています。女性が筋腫に気がつき病院に足を運ぶプロセスはさまざまで、「最近、お腹が出てきたけれど、もしや…」という人、人間ドックで発見された人、月経痛や月経量
の変化が起きたので、という人などいろいろです。
主 な症状は、過多月経(貧血にまで至るような月経量の増加)、月経困難症(強い月経痛。腰痛の加わる人も)、圧迫症状(便秘、頻尿、膨満感など)などです。症状がほとんど出ない人も大勢います。
子宮筋腫と症状がよく似ていて、また併発しやすい病気に子宮内膜症があります。
本来は子宮の内側にあるはずの子宮内膜組織が別の場所にでき、そこでも出血したり、痛みを起こしたりします。
従来、子宮筋腫の好発年齢は40歳前後、子宮内膜症は30歳前後でしたが、近年はどちらも低年齢化の傾向にあります。筋腫、内膜症とも、その病巣の程度によっては、不妊の原因になることもあります。これらの疾病があるだけでただちに不妊であるとは限りませんが、子宮筋腫のある人で、ほかに原因が見当たらないのに流産を繰り返したようなときは、こぶだけを取る核出術などが必要になることもあります。
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