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グレープフルーツの香りでやせる
香りを嗅ぐだけでやせるという、夢のような仮説を実現したボディ用スリミング美容液が大人気ですが、メカニズムは次のとおり。肥満を解消するためにはまず、脂肪細胞の大部分を占める白色脂肪細胞内にある中性脂肪を遊離脂肪酸とグリセリンに分解することが必要です。さらに、分解された遊離脂肪酸を燃焼させることで脂肪が減少していきます。ところが、遊離脂肪酸がいつまでも燃焼されずにいると、再び中性脂肪に合成されてしまうから大変。この再合成を防ぐために、遊離脂肪酸の燃焼を促すのがUCPというタンパク質です。「香りでやせる」メカニズムは、ノルアドレナリンの分泌を促進し、UCPの発現性を上げることがポイント。つまり、話題のボディ用スリミング美容液は、グレープフルーツやペッパー、フェンネル、エストラゴンなどの香りで交感神経を活性化し、ノルアドレナリンの分泌を促してUCPの発現を増大させ、脂肪の燃焼を促すのです。また、脂肪分解を促進するカフェインをプラスして、より相乗効果も高めたのが、ダイエットの最新理論です。
ラズベリーの香り成分で脂肪分解
香りは香りでも、その構造自体に注目して開発されたダイエットサプリと、貼るだけでやせるというダイエットシートも注目されています。カプサイシンの脂肪燃焼効果に注目し、同じ構造をもつ物質をさまざま調べた結果、ラズベリーの香り成分である「ラズベリーケトン」にカプサイシンの約3倍もの脂肪燃焼効果があることが確認されました。ラズベリーケトンはガムやジュースなどの食品用フレーバとして用いられているため安全で、刺激の強いカプサイシンと異なり、食べても、皮膚につけても問題がありません。ラズベリーケトンは、ホルモン感受性リパーゼと脂肪との親和性を高める効果があるため、脂肪を脂肪酸とグリセリンに分解しやすくするのです。また、ラズベリーケトンを含ませたシートを貼れば、経皮吸収により脂肪が分解できることも実証されています。
2003年6月16日
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