|
日本医療機能評価機構の認定を
さらに普及、徹底させてほしい
日本医療機能評価機構は、患者が病院の質を客観的に知ることで「優良病院」を選ぶ1つの目安を示す狙いから発足したものである。
チェック項目は病院の理念や看護計画、薬剤管理、院内環境の整備など数百に及ぶ。たとえば「医師が患者にわかるよう名札をつけているか」といった項目もある。評価は5段階で、全項目「3」以上が優良病院として合格の基準となる。
評価項目については、昨今の医療事故多発の状況を受け、患者の安全確保や医療事故防止対策を認定の柱の1つとする改善が進められており、これらの項目は来年度の認定から適用されることになっている。
患者にとって、本当に知りたいのは、その病院の“腕”、すなわち治療成績なのだが、同機構の評価対象にはこの点はまだ含まれておらず、不十分であるといえよう。治療法の標準化が進まないと客観的な比較はできないこともあって、将来の課題とされている。
去る3月の医療法改正で、病院は評価機構の認定結果を広告できるようになった。簡単にいうとセールスポイントとして宣伝できるわけだが、2001年3月現在のところ、認定申請した病院は全国病院9286に対し699病院となっており、申請すら7.5%でしかないのは残念なことである。なお、優良病院の認定を受けた病院名は下記ホームページで公表されている。
「優良病院」認定一覧
http://www.jcqhc.or.jp
2001年7月16日
|