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このコーナーでは、スポーツによる外傷や障害をいち早く的確に判断し、適切に対応するための情報を紹介しています。
からだの部位ごとに、痛みの見極め方や早期の処置、治療の進め方などをわかりやすくアドバイスします。
前回は一般的な腰の痛みを大きく3つに分けてお話ししました。今回はそれらの痛みが急に起こったときの対応についてお話ししましょう。
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頭側から見たところ
側面から見たところ


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急に痛くなったらどうする?
前回お話しした3つの症状、腰椎椎間板症、椎間関節症、筋筋膜性腰痛症のそれぞれが急激に起きた状態が「ギックリ腰(急性腰痛)」です。椎間板症は、スポーツ以外でも中腰で物を持ったりしたときにも起こりやすい症状です。まず安静にし、応急処置をしましょう。
応急処置(1):横になる
いずれの症状も対応は共通しています。腰に負担をかけないよう「立つ」または「坐る」姿勢をやめましょう。体重をかけないよう、上半身または全身を横にして楽な姿勢になることが大事です。いろいろ試してみて痛くない姿勢になりましょう。
応急処置(2):患部を冷やす
前触れもなく突然起こる痛みが急性の腰痛です。とにかく冷やしましょう。ただし、痛みが増したり、ヒリヒリするようであれば中止してください。冷やす時間の長さですが、はじめは短時間からにしましょう。また、長時間続けると筋肉が固くなって、回復を遅らせてしまうこともあるので注意しましょう。入浴は2〜3日は控えましょう。
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一刻も早く病院へ
なるべく痛みを感じない姿勢を保ちつつ、速やかに病院へいきましょう。病院での治療は大きくわけて以下のようになります。
薬物療法
腰椎椎間板症や椎間関節症には、消炎鎮痛のため、飲み薬や坐薬が処方されます。筋筋膜性腰痛症には、麻酔剤や炎症を抑える注射が効果的です。
コルセットの着用
(1)姿勢制御、(2)保温などの効果によって腰の負担が小さくなります。しかし、その一方で腹筋、背筋を衰えさせてしまう恐れがあるので注意が必要です。コルセットは予防としても効果が大きいのですが、痛みが和らいだら腹筋、背筋のトレーニングが必要です。
低周波治療
毎日10〜12分、平均1週間前後続けて治療をおこないます。急性期の痛みには効き目があります。
次回は「慢性腰痛について」です。
2001年5月14日
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