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Special Edition
  人に聞けない“性の相談” Q&A
  子宮の病気


子宮筋腫ですが、出産は大丈夫?

Q)
 長い間茶色いおりものがありましたが、産婦人科で妊娠がわかったと同時に、子宮筋腫からくる出血の疑いがあるといわれました。とても不安です。出産は大丈夫なのでしょうか?

A)
 現在、受診をしている主治医の先生によく相談することをおすすめします。というのは、子宮筋腫の状態や、あなたの精神的な状態を一番理解できる環境にあるからです。通常は子宮筋腫のために出血するのではなく、子宮筋腫を合併する妊婦さんは、相談された方のように妊娠初期に子宮内から出血する場合が多いといわれています。これを切迫流産といいますが、このような状況から元気な赤ちゃんを産む人は8割以上といわれます。本当に流産してしまう子どもの80%は受精できたときに染色体上の間違いがあり、これ以上育たないというのがほとんどです。子宮筋腫であっても子どもは産めますが、その大きさや、できている場所、患者さんによっては陣痛の異常やお産後の出血、帝王切開が必要な人などいろいろですので、今後の経過により主治医の先生に判断していただくことが大切です。


子宮粘膜下筋腫とは?

Q)
 現在30代後半で子どもがいます。不正出血があったため、産婦人科に行ったところ「子宮粘膜下筋腫」ではないかという診断でした。医師がいうには「子宮粘膜下筋腫は手術が必要になるでしょう」とのことで、悪性の病気ではないかと心配しています。「子宮粘膜下筋腫」とはどういう病気なのでしょうか。

A)
 子宮筋腫はそのできる場所により、漿膜下筋腫、筋層内筋腫、粘膜下筋腫、有茎性粘膜下筋腫などに分けられます。子宮筋腫がもとで起きる症状は、過多月経や月経困難症、不正出血、不妊症などですが、不正出血や月経過多による貧血を起こしやすいのは粘膜下筋腫と有茎性粘膜下筋腫です。これらの症状は、薬で女性ホルモンを止めて治療する「偽閉経療法」が功を奏しないことが多いため、手術を行わねばならない場合が比較的多いのが事実です。手術方法としては、筋腫のこぶだけを切除する方法(膣からする方法や開腹してする方法がある)や、子宮全体を摘出してしまう方法(これも膣式と開腹とがある)、さらにマイクロ波子宮内膜焼灼術などの方法があります。相談者の主治医は現在、悪性腫瘍(子宮がん)との鑑別診断のためにがん検診をして、結果を待っておられるところではないでしょうか。十分な説明と理解が得られるよう、次に主治医のところに行かれるときには誰かもう1人付き添ってあげると理解が早くすすむ場合が多いようです。




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2002年8月19日

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