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トピックス1:
「ミレニアム」の年は、「異常なし」が過去最低だった!
現在、日本人の死亡疾患の約7割弱が、ガン、心臓病、脳卒中の3大生活習慣病で占められています。これらの病気は、自覚症状が現われるのが遅く、早期に体の異常を発見してくれる人間ドックの必要性が高まっています。
日本病院会がおこなった調査では、2000年1年間に全国の人間ドックで「異常なし」と診断された人の割合は、約15%で、過去最低でした。特に40〜50代の男性に、肝機能の異常や高いコレステロール値など、乱れた生活習慣の影響がはっきりみられたそうです。
人間ドックは、健康なときから定期的に受け、メリットを最大限に活かしたいものです。目安としては、体の異常はなくとも、30代の方は2、3年に1回、40代以降は年に1回は受けたほうがよいとされています。
トピックス2:
がんで死亡するケースは、40年前と比べて激減
人間ドックや一般健診の普及で、うれしい報告もあります。厚生労働省より2001年4月23日に発表された「1999年人口動態統計特殊報告」によると、40代以下では1960年と比べ、がんの死亡率が最大でほぼ半減するなど、男女とも大幅に減少していました。その理由は、医療の水準が上がったことと、健康診断による早期発見が増えたためと考えられています。
日本人のがん死亡率は、全体では年々高まっていますが、その主な原因は高齢化で、高齢化による要素を除くと、がんの死亡率は大幅に低くなっているとのことです。
トピックス3:
残業を80時間越えている人は、「過労死」防止に健診を!
昨年の12月に緩和された過労死労災認定基準では、「1カ月に100時間前後、もしくは2〜6カ月の平均が80時間前後を超えると過労死との関連性が強い」との判断基準を設けています。これは怖いですね。残業が続いている方、今一度仕事中心のライフスタイルを見直してください。「死」が迫っている可能性があるのですから、そこそこ妥協をして、休養につとめることが大切です。
過労死を未然に防止するため、厚生労働省では、2カ月以上の残業時間の平均が80時間を超えた場合などに、健康診断を受けさせるよう事業主に求める方針を、都道府県労働基準局に通達しています。
会社が社員の健康管理に気を配ることはもちろん大切ですが、そうはいっても、激務が続いていると思ったら、自己防衛のため、会社が対処してくれるのを待つ前にとにかく自ら人間ドックなどの健診を受けにいったほうがよいでしょう。疲れがひどい人は、休養もかねて、ホテルに泊まれる1泊2日型の人間ドックを利用するのもひとつの方法です。自分は会社の一般健診を待つことができても、「過労死」の死神さんは待ってくれないかもしれません。
【その他 人間ドック関連情報 】
<参考資料>
2001年8月28日共同通信ニュース
2001年4月23日共同通信ニュース
2002年2月14日共同通信ニュース
新版 検査がわかる、結果がわかる「人間ドック」健康百科
日本総合健診医学会編 田村正責任編集 NHK出版
よくわかる病院での検査 〜健康診断から精密検査まで〜
国立国際医療センター総長 矢崎義雄総監修 別冊NHKきょうの健康
ホスピタウン 2000年4月号
日経ヘルス 2000年2月号
日経ヘルス 2000年12月号
2002年4月8日
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