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肥満が不満な人のために、現代日本人の肥満の原因と、解消のカギはどこにあるのかを探ります。
日本人の6〜7人に1人が肥満者?
いまや日本の肥満者は、2300万人以上とも推測され、日本人の6〜7人に1人は肥満者という計算になります。日本人は、もともと欧米人に比べて肥満が少ない民族ですが、生活が欧米化するにしたがい、肥満者の割合が増加してきました。
平成11年の国民栄養調査によると、男性は40歳代で31.4%、女性では60歳代で30.4%と最も肥満者の割合が高いという結果が出ています。男性では、仕事が忙しくなり、外食の機会や飲酒量が増えて、運動不足になりがちな30歳代から肥満者が急増。女性では、子育てが一段落した50歳代から太りはじめる人が増加します。
肥満の90%以上は、摂取エネルギーが消費エネルギーより多いために起こるといわれています。年齢とともに基礎代謝も落ち、運動量も減っているのに、食べる量が変らなければ、太るのは当然の結果。食事日記や1日の行動記録をつけてみると原因に気づくことができ、ダイエットに効果的です。特に中高年になってからの肥満は、さまざまな疾病の引き金になりかねないので注意が必要です。正しい食習慣と運動習慣を日常生活に取り入れ、肥満を防止しましょう。
環境が肥満をつくる!
最近の研究では、肥満には、遺伝が3〜4割、環境が6〜7割もの影響を与えているといわれています。欧米化した現代人の生活習慣の中には、肥満の原因となる多くの環境因子があり、現代人はその環境因子に、常に取り巻かれているといえるでしょう。
<肥満につながる環境因子>
・高脂肪、高エネルギーの欧米型食生活
・生活の近代化にともなう慢性的運動不足
・自動販売機、冷凍冷蔵庫、調理済加工食品の普及
・24時間営業のコンビニエンスストアやファーストフード店の増加
・アルコール、清涼飲料、菓子、ケーキなどの嗜好品の普及
2002年8月5日
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