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食事と生活習慣を改め、
適度な運動を
高脂血症の治療は、食生活とライフスタイルの改善、運動療法が基本です。下記のようなポイントを守れば、コレステロールや中性脂肪の値が改善するでしょう。
1.1日に必要なカロリーを自覚して食べ過ぎないように。肥満気味の人は減量を
1日に必要な栄養所要量は年齢や性別、活動量によって違います。一般的には、標準体重に20〜35kcalをかけた値が1日の食事で必要なカロリーです。標準体重とは、身長に対してもっとも病気になる確率が少ない理想の体重のことで、身長(m)×身長(m)×22の式で求めます。また、肥満気味の人は減量することによってコレステロールや中性脂肪の値が改善します。そのため、月1kgのペースで少しずつ体重を減らしましょう。
2.栄養のバランスのよい食事をし、コレステロールの多い食品は控えめに
食物繊維が豊富な緑黄色野菜や海藻類、きのこ類は、悪玉コレステロールを減少させ、善玉コレステロールを増加させる働きがあります。ウニやタラコ、鶏卵、イカ、タコなどコレステロールの多い食材や、動物性脂肪の多い肉類などは控えめにし、いろいろな食材をバランスよく食べましょう。
3.背の青い魚を食べる
イワシ、ブリなど青背の魚の脂の部分や、植物性油には不飽和脂肪酸が含まれており、コレステロール値を低下させる働きがあります。魚の脂が溶け出さないよう、煮魚、蒸し焼きなどにして食べるとよいでしょう。
4.アルコールは控えめに
アルコールは中性脂肪を増加させます。ビールなら1日500ml、日本酒なら1日1合ぐらいまでにし、休肝日を設けます。病状によっては禁酒しなければならない場合もありますので、医師の指示を仰ぎましょう。
5.1日3食規則正しく食べる
朝食を抜くなど、食事の時間が不規則だと、1回の食事で吸収するカロリーが増えてしまいます。また、夜遅い食事は、カロリーを消費しきれずにコレステロール値が上昇することもあります。そのため、1日3食きちんと食べ、夕食は軽めにしましょう。さらに、テレビを見ながらの『ながら食い』や間食もカロリー過多になりがちなので注意しましょう。
6.禁煙を実行する
喫煙は動脈硬化を引き起こす大きな要因です。肺がんや心筋梗塞などを予防するためには、禁煙することが大切です。
7.楽しみながら続けられるような有酸素運動を
運動療法としてウォーキングなどの有酸素運動をおこないましょう。運動の目安は1回20〜30分前後、週3〜5回程度が理想的です。ただし、運動療法を始める前に心臓などに異常がないかどうかを検査し、運動メニューについては主治医と相談しましょう。
(ライター 望月芳子)
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