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体の外から結石に衝撃波をあてて粉砕
前回、尿路結石症の治療法について述べましたが、最近普及してきたのが体外衝撃波結石破砕術(ESWL)です。これは、体の外から結石に衝撃波をあてて砕き、尿と一緒に排出させる方法です。
具体的には、体外衝撃波結石破砕装置を用いて、レントゲンや超音波で位置を確認した結石にねらいを定めて衝撃波を当てます。以前は、お風呂のような形の大がかりな装置でしたが、最近はコンパクトな形になっています。小さな結石なら30分から1時間程度で砕くことができますが、大きな結石の場合は、何日か間隔をあけて数回治療します。
体を傷つけず負担が少ないが、
デメリットも
この治療法は体を傷つけずにすみ、痛みもほとんどありません。入院しないで外来で治療することができ、機種によっては麻酔も不要です。また、筋肉や脂肪、内臓など体の柔らかい部分には影響を与えずに、結石だけを砕くことができます。
しかし、骨には悪影響を与える恐れがあるので、骨のすぐ近くにある結石の治療には不向きです。また、結石が大きすぎると、衝撃波を当てて粉々になった結石が尿管に詰まって尿が流れなくなってしまう可能性があります。その場合は、前もって内視鏡である程度結石を砕いてからESWLをおこなうこともあります。
どこの病院でも
治療を受けられるわけではない
このように治療効果が高いESWLですが、装置が大変高価なので、設置しているのは大学病院など大病院がほとんどです。もし、かかりつけの病院でESWLを受けられない場合は、内視鏡手術を受けるか、ESWLを受けられる病院を紹介してもらえるかどうか、医師に相談してみましょう。
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