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突発的な激痛に襲われることが多い尿路結石症。そのうえ、治療しても5年以内に再発する人が約50%もいるといわれています。泌尿器科の患者の約10%を占めるという尿路結石症について、病院を受診するタイミングや治療法、再発を防ぐ日常生活の心得などをわかりやすくまとめてみました。
腎盂や尿管に結石が詰まって激しく痛む
尿は腎臓でつくられ、尿管、膀胱を経て、尿道から体の外へ排泄されます。その、腎臓から尿道までの尿の通り道である尿路に結石ができる状態を尿路結石症といいます。
尿路結石症の代表的な症状は、突発的な激しい痛みです。その痛さ、つらさはメガトン級で、昔は「癪(しゃく)の痛み」などといわれていました。痛みの原因は、結石が腎盂や尿管に詰まって尿が流れなくなることによって内圧が上がり、さらに結石を下へ押し流そうと腎盂や尿管がけいれんをおこしてしまうことです。
しかし、痛みの発作が必ずおきるわけではなく、結石ができている場所や結石の大きさによってはほとんど自覚症状がなく、尿と一緒に自然に排出してしまう場合もあります。
では、どのような症状があらわれたら、病院を受診した方がいいのでしょうか?
次のような症状があるときは病院へいきましょう。尿路結石症を専門に診てくれるのは泌尿器科ですが、近くに泌尿器科がないような場合は内科や外科でもかまいません。また、突発的な激痛の発作は夜間や早朝におきることが多いので、その場合は救急外来でも診てくれます。
- 右または左のわき腹から腰、下腹部から背中にかけて突然激しい痛みに襲われ、冷や汗が出たり、吐き気がしたりするとき。大抵の場合、しばらくすると痛みが治まっていますが、再び痛みの発作がおきたり、2、3日痛みが続いたりします。
- 血尿が出るとき。これは、結石が尿路を傷つけたことが原因です。また、尿路結石症ではなく、腎臓や膀胱の腫瘍の可能性もあります。
- 右または左のわき腹から背中にかけて、鈍い痛みがあるとき。病院で詳しく検査すると、尿路結石がみつかることがあります。また、鈍痛に加えて発熱がある場合は、腎盂腎炎をおこしている可能性があります。
- 痛みはほとんどないのに、尿の出方が少ない、あるいは全く出ないとき。尿路に小さな結石が詰まり、長い間に少しずつ結石が大きくなったため尿管の内圧があまり上がらず、あまり痛みを感じないのですが、尿が出なくなると腎盂腎炎や水腎症をおこす危険性があります。
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