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生活習慣病を防ぐ食生活 第6回
肥満を防ぐ食事

適正エネルギーの摂取を心がけよう

 肥満は、消費するエネルギーより摂取するエネルギーが多く、体内に脂肪として蓄積された状態のことです。肥満自体は病気ではありませんが、糖尿病や高脂血症など、生活習慣病の原因になりますから、太りすぎには注意が必要です。

 現在、肥満度を示す指数としてボディー・マス・インデックス(BMI)が用いられています。これは、体重(Kg)を身長(m)の2乗で割った数値で、理想的なBMI数値は男女とも22。また22×身長(m)×身長で標準体重が計算できます。
 標準体重をオーバーしないためには、まず適正な1日のエネルギー摂取量を守ることです。適正エネルギー摂取量は、軽作業をしている人の場合は標準体重×25kcal、中作業の場合は標準体重×30kcal、重作業の場合は標準体重×35kcalと言われています。日本人の1日の摂取エネルギー量はおよそ2000kcalといわれていますから、オーバーしている人が多いのではないでしょうか。

 エネルギー摂取量を守るためには、揚げ物や炒め物を控えること。茹でる、焼く、蒸すなどの調理法で、脂質を落としてから食べましょう。肉は脂身より赤身の方がよいでしょう。物足りなさを感じるときは、野菜やキノコ、海藻など、エネルギーの低い食品の量を増やして満腹感を感じるようにします。野菜の中でもゴボウやレンコンなどの根菜類は、噛みごたえがあるため、特に満腹感を感じやすいようです。甘い飲み物やデザート類は禁物です。デザートを食べたいときは、カロリーの少ない無糖のヨーグルトやゼリーなどにするとよいでしょう。
 食べ方も大切です。一度にまとめ食いしないで、3食に分けて食べる。ゆっくりとよく噛んで食べる。早食いは満腹感が感じられにくいので禁物です。夕食は午後8時までに食べる、なども心がけましょう。


2001年6月11日

松崎 有子
プロフィール
 高齢者福祉や医療分野の取材・執筆を続けているフリーライターです。2000年4月、「ホームヘルパー最前線〜年寄りの暮らしと在宅介護〜」というホームヘルパーに焦点を当てた単行本を出版しました。これから、介護保険が始まって現場がどのように変わったか、を取材したいと思っています。ちなみに趣味は読書です。いや、これも仕事の一部かも知れませんねえ。
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