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大切な家族とのコンセンサス
介護のコツとしてよくあげられるのは、介護保険の賢い使い方、各種制度やサービスの利用法、そして食事、入浴など実際の介護についてのテクニックを知ることです。でも、その前にもっとも大切なことは、どのような心構えで介護にあたるかといった、基本姿勢の確認をすることです。
誰が介護のリーダーシップをとるのか、自分自身はどれだけ介護に時間が割けるのかなど、介護を始める前の心構えがなければ、受け身だけの介護、そして制度やテクニックだけに振り回される介護になってしまい、介護される本人、そして家族にとってもストレスのたまるものとなってしまいます。
介護には自己目標の設定が大切
介護についての心構えでもっとも大切なことは、介護を通じてどのような自分自身を形成していくかといった目標の設定です。
どんなにがんばってみても、必ず「終わり」へ向かう介護は、ときとして虚しさを感じてしまうのも当然です。そのようなときにも、介護を通じてのいろいろな経験が決して無駄にならないこと、そしてその経験を自分と家族で活かしていくという気持ちがあれば、介護への取り組みも自然に変わってきます。
具体的には自分自身のできること、できないことの明確化、家族との介護を通じてのコミュニケーションの円滑化などが目標として考えられます。
介護は義務感だけで続けていくことは難しいことです。また、介護そのものについても生き甲斐を見つけることも簡単ではありません。そのためにも是非、自分なら介護を通じてどのような人間に成長したいのか…といった自己目標の設定が重要になってくるといえるでしょう。
2004年3月1日
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