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ハチミツができるまで
ハチミツは、ミツバチが植物から多糖類である花蜜を胃の中に吸い取り、巣の中に蓄え、彼らのもつ酵素により単糖類に分解しながら成熟させた天然の甘味物です。
巣の中では、多数の仲間の間で蜜の受け渡しが行なわれ、蜜を吐き出した後に、羽であおぐなどして、水分を飛ばします。花の蜜の水分が70%ほどであるのに対し、ハチミツの水分は約20%。そのため、とろりと濃縮したハチミツの形状となります。
ハチミツの栄養パワー
花の種類によって成分は異なりますが、平均的な主成分は、水分20%、ブドウ糖35%、果糖40%、ショ糖数%です。これら甘さの異なる糖分の混合により、ハチミツのまろやかさが生まれます。また、微量成分としては鉄、ナトリウム、カリウム、酵素としてジアスターゼ、ほかにアミノ酸、ビタミンB1・B2、パントテン酸なども含まれます。
ローヤルゼリーは、若いメスバチが花粉や花蜜、ハチミツを食べて唾液腺で生合成を行い、顎の外分泌腺から出す酸味のある乳白色のクリーム状の物質。女王蜂はこのローヤルゼリーを食べることで、自分と同体重の卵を約1500個以上、毎日産み続けることができるのです。自然のローヤルゼリーには、必須アミノ酸をはじめビタミン・ミネラルも豊富で、完全な栄養食品として注目され、新陳代謝の促進、疲労回復などにも役立ちます。プロポリスは巣を保護し、清潔に保つために集めた植物樹脂などと胆液を混ぜて作る物質。多糖類のフラボノイドを多く含み、老化防止など役立つことが知られています。
料理をおいしくするハチミツ
ハチミツ小さじ1は、砂糖大さじ1の甘さ。ハチミツを砂糖の代わりに料理に使うと複数の単糖類の効果でまろやかに仕上がります。また、料理に照りとうまみをプラスするのでみりんの代わりにも使えます。そのほか、魚や肉の臭みを押さえる効果もあり、ケーキなどに使うとしっとり感が続き、酢の物に使うと酸味を和らげます。臭みが気になるいわしの煮物、小魚のマリネ、照りも出したいブリや鶏肉の照り焼きなどには特にお勧めです。
【参考資料】
・(社)日本養蜂はちみつ協会HP
・那須高原ハニー牧場HP
2004年2月23日
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